2020年より猛威を振るう新型コロナの影響もあり、各業界の企業は様々な対応策を巡らせています。
そんな時代背景もあってコールセンターの人材確保は時代の趨勢となっています。
未経験者でもコールセンターへの転職が可能となるべく道筋を模索していきましょう。
Contents
未経験でも採用されるための条件とは?
コールセンターは未経験であっても採用される可能性は十分にあります。
未経験でも採用される人とはどんな人なのか解説します。
人と話をするのが好き
コールセンターの仕事は人と話をすることが大前提です。
いろいろな問い合わせ。困りごとや苦情の対応。
はたまた自社商品の説明から関係各署へのスムーズな引き継ぎなど、どれをとっても顧客の気持ちを考慮して対応しなければならないものばかりです。
これらの作業をスムーズに行うためには、人と話をすることに生き甲斐を感じるほど喜びを感じられるか。
まずはこの1点に自信をもって「イエス」といえるか、がポイントとなります。
誰かのために動きたい
次に求められる条件は、誰かのために身を粉にして動いても、それが苦痛にならない、という思いです。
コールセンターにかかってくる内容は好意的なものばかりではありません。時には苦情やクレームも十分あり得ます。
それらには、顧客側のわがままも含まれます。理不尽とも思える内容も避けられません。
そのような内容でも顧客側の要望を聞き入れて、親切な対応ができるかどうか。
その対応を行っても自身に誰かのために役立てたという満足感を得られるか。
つまりはポジティブな考え方が身についているかどうかなのです。
ポジティブ思考が身についている方ならば、どのような未経験の業界でも採用されるチャンスは広がってくるでしょう。
素直な性格
素直な性格を持っていることも未経験者を採用する有利な条件といえます。
確かに前職でもコールセンターの職務経験があることは強みでしょう。
しかし、採用する側にとったら前職の経験が逆に不都合になる場合もあります。
つまり以前のやり方に頭を支配されている方では、柔軟な発想が失われ独善的な業務の行い方をやってしまうからです。
このようになってしまうと採用された職場のルールや規律に従いにくくなり職場のモラルを大きく低下させてしまう要因になるでしょう。
どのような職場環境でも素直な性格を持ち合わせていたら、柔軟に入り込んでいけます。
企業はそのような人ならば未経験でもこだわらないということです。
役立つスキルをご紹介!
続いて、コールセンターに就職する際に役立つスキルをご紹介します。
ビジネスマナーの基礎を学ぶ
コールセンターという部署は単なる電話受付の部署ではありません。
新規の顧客獲得や既存顧客のリピートにも大きな成果をあげる部署なのです。
よって必要最低限以上のビジネスマナーを身に付けることが求められます。
正しい敬語。正しい言葉遣い。電話だからこそやってはいけない作法やマナー。
相手の顔が見えない電話という手段は、便利なようで実は対面して話しをする以上に気や労力を使う作業なのです。
誰から見ても恥ずかしくないビジネスマナーを身に付けておくことは、コールセンター業務を円滑に行う上で必要欠かせないスキルなのです。
業務改善意識
コールセンターにかかってくる問い合わせや困りごとなどの内容は、消費者の最前線の内容ばかりです。
時代は常に動いています。昨日の情報は既に古くなって使い物にならなくなる可能性もあります。
よっていかにして有益と思わしき情報を吸い上げ、自社のシステムに取り入れていくか。
つまり、絶えず業務の改善意識に目を配りながら業務を遂行しているかどうかということです。
業務改善意識は一種のリスク管理ともいえます。
企業を取り巻く環境が日時、急激に変化しているという意識をもって業務にあたるスキルを磨いていきましょう。
マネジメント能力
各業界のコールセンター募集には、将来を見越した「SV」養成という思惑も込められています。
つまりそれまでの前職において、マネジメント経験をスキルとして磨いておられることは転職において有利に運ぶでしょう。
マネジメント能力はリーダーとなる資質を有する能力です。
コールセンターという部署は企業にとったら立派な組織です。
いかにして組織を機能させて効率化を図り、企業の成長に貢献させるか。
マネジメント能力に長けた有能な人材を確保したいのは、どこの業界においても共通の悩みということなのです。
簡単なPCスキル
今やビジネスの必須といえるPCスキル。
今更、とおっしゃる方も多いとは思いますが改めて自身のPCスキルの見直しを図っておくべきかもしれません。
20代の女性でコールセンターへの転職を目指すならば、必要最低限のPCスキルはマスターしておくべきでしょう。
コールセンターの業務の基本は「コミュニケーション能力」となりますが、同時に熟練されたPCスキルが求められることも忘れてはなりません。
コールセンターに問い合わせを行うきっかけに使うツールは電話だけではありません。スマホやPCから問い合わせを行うケースはもはや常識でしょう。
特にPCサイトからはチャットを利用して入ってくるケースが日常的です。
コールセンターは企業にとったら顧客獲得のための入口です。スムーズな事務処理で迎え入れる準備をしたいものです。
資格取得は採用に有利になるか?
コールセンターの仕事に未経験で転職しようと思う際、採用に有利になるように何かの資格を取得しておいた方が良いのでしょうか。
実は、結論的に申し上げますと特に資格が絶対条件、ということではありません。
採用企業は入社後に3か月程度の研修期間を設けているところが大半です。
よって採用に有利になるから、といった配慮で資格を慌てて取得しにいく必要はないでしょう。
ただし、コールセンター業務におけるスキル向上やご自身の能力を磨く目的で資格を取得しておくことは大いにけっこうなことです。
続いてご紹介した資格はコールセンター業務のみならず、多方面であなたの能力を開花させてくれるお助けになるでしょう。
無論、資格取得しておけば履歴書にも書けますので、PRには申し分ないでしょう。
取得しておくとよい資格
資格を取得しているとより自分のスキルをアピールできます。
コールセンターに就職するために取得しておいた方がよい、おすすめの資格をご紹介します。
コンタクトセンター検定
コンタクトセンター検定、通称「コン検」とは、顧客対応力の高さを認定した資格になります。
キャリアをスタートさせたばかりの社会人から専門性の高い顧客対応力、新人の指導、管理者として必要なマネジメント能力の知識やスキルを習得できる資格です。
コールセンター業務の基礎から応用までを網羅していますから、取得しておけばご自身のキャリアとしておおいにアピールできるでしょう。
CSスペシャリスト検定
CSスペシャリスト検定とは、Customer Satisfactionの略になり顧客満足度の理論と実践での習得度を測ることのできる資格になります。
営業系やコールセンターはもちろん、エンジニア系の方たちにも人気のある資格です。
ご自身の顧客対応や顧客満足度のレベルを確かめるにはうってつけの資格といえるでしょう。
電話応対技能検定
電話応対技能検定はもしもし検定とも呼ばれている人気資格です。まさにコールセンター業務に最適な資格といえます。
お客様に喜んでいただけるためのビジネス電話応対の資格です。
電話対応のエキスパートを目指すなら是非とも取得しておいていただきたい資格といえるでしょう。
MOS検定
MOS検定とは、マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの略になりエクセルやワードなどの利用スキルを証明できる資格となります。
コールセンター業務は電話対応とこのPCスキルの2本立てとなります。
PCを用いた業務を迅速に行えるかどうかで処理できる仕事量に差をつけることができるのです。
資格取得をしておけばあなたの有力なピーアールとなるでしょう。
日商PC検定
日商PC検定は、エクセルやワードなどPCを利用して業務を行うためのスキルを証明してくれる資格になります。
また日商PC検定はより実務に必要な操作の習得を目指しています。取得の暁には「即戦力」という肩書にもなれるでしょう。
コールセンターで活躍するための3つのコツ
就職が決まり、実際にコールセンターで活躍していくために効果的なコツがあります。
続いて、就職後に心がけたい3つのコツを紹介します。
おもてなしの心
おもてなしの心はCSスペシャリスト検定とリンクする部分もあります。
コールセンターというポジションは企業にとって受付けであり顔です。
直接、目に触れることはありませんが電話による対応のみでその企業の印象を顧客に植え付けてしまう重要なポジションになります。
よって「Satisfaction」。つまり「おもてなし」の心をもって顧客に対応する姿勢が何をおいても重要となるのです。
この精神を胸に焼き付けて業務に臨めば、コールセンターという部署で活躍することはそう難しくないでしょう。
顧客最優先の発想
企業にとって収益をあげるための最大の原資はいつの時代になっても「顧客」です。
いくら素晴らしい商品を大量に抱えていたとしても顧客を大切に扱わない企業ではいずれボロが出て淘汰されてしまうでしょう。
顧客を最優先に思う気持ちを忘れずに業務に励めば、おのずと活躍の場は増えていくでしょう。
連絡・報告・相談の徹底
コールセンターという部署は企業内では組織の一員です。つまりそこで働く人たちは皆、組織の倫理のもとで働いているのです。
よって、当たり前のようですが日々の「連絡・報告・相談」を疎かにしてはいけません。
この当たり前で簡単そうなことが実は最も難しいのです。
上司はあなたの現在おかれている立ち位置を的確に掴む義務があります。 それがあって組織は円滑に回転します。
現状の報告事項や連絡業務を怠ることなく実行している人が、組織において活躍できるのは普遍の法則なのです。
まとめ
未経験でコールセンターへ転職をお考えの方に、採用への条件と役立つスキルなどについて紹介してまいりました。
昨今の新型コロナの流行は未だに終息の気配をみせず、密を防ぐための企業側の手だてとしてコールセンター業務への人材の投入は今後も増加が予想されます。
希望する業界や企業へ採用されるためにも、事前の情報収集と準備をしっかり行って後悔のない転職活動を行いましょう。
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