転職活動をしていると「エンプロイアビリティ」という言葉がよく出てきます。

ですが、実際のところ「エンプロイアビリティって?」と本当の意味をよくわかっていない人も多いでしょう。

「言葉は知っているけど、それが転職にどう関係あるの?」といった疑問もよく耳にします。

エンプロイアビリティというのは、簡単にいうと「雇用される能力」「転職できる能力」という意味です。

この能力の高さが、転職活動が成功するか否かを左右するといっても過言ではありません。

こちらでは、女性の転職活動におけるエンプロイアビリティについて詳しく紹介していきます。

エンプロイアビリティの高め方を解説

ポイント

エンプロイアビリティを高める方法は、どのような方法があるのでしょうか。

このエンプロイアビリティを高めることで、よりあなたの希望に沿った企業に雇用されやすくなります。

まずはエンプロイアビリティの意味をしっかりと理解し、その高め方を順番に見ていきましょう。

エンプロイアビリティとは何?

クエスチョンマーク、悩むビジネスウーマン

まずは、そもそもエンプロイアビリティとはなんなのでしょうか。

転職活動をしていてなんとなく聞いたことがある方もいるでしょう。

エンプロイアビリティとは、大きく分けて次の2つの意味を持ちます。

雇用される能力

エンプロイアビリティとは、雇用される能力のことです。

Employは「雇用する」、Abilityは「能力」を意味し、それらを合わせた言葉です。

具体的にその能力とは簡単にいうと、以下の3つに分類されます。

  • 職務に就くために必要な知識や、能力などの顕在的なもの
  • 組織に属する人としての人間性や、職務遂行における積極性や行動力
  • その人個人の性格や仕事に対する価値観、信念など

当然ですが、あらゆる業界においてこれらの能力は高い方が企業から好まれます。

そのため、エンプロイアビリティが高ければ高いほど、企業に雇用されやすくなるということです。

転職できる能力

「エンプロイアビリティ」という言葉は、一般的に転職においての雇用される能力として使われます。

転職活動をしている方は、新卒の方とは違って一定の能力をすでに持っているという前提で選考されます。

だからこそ、転職活動においてエンプロイアビリティの高さが重要となるのです。

 

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絶対的エンプロイアビリティと相対的エンプロイアビリティの違い

案内

エンプロイアビリティには「絶対的エンプロイアビリティ」と「相対的エンプロイアビリティ」があります。

この2つがどのように違うかも見ていきましょう。

絶対的エンプロイアビリティとは?

絶対的エンプロイアビリティとは、ほかの業種と比較してみた時に、安定して仕事を獲得できる能力を指します。

例えば、弁護士や医師、薬剤師などといった職業は経済の動向に左右されることはありません。

いつの時代も必要とされる職業であり、雇用されやすいといえます。

このように、絶対的に必要とされる能力のことを絶対的エンプロイアビリティといいます。

これら、絶対的エンプロイアビリティは難関の国家資格が必要な職業が多いのも1つの特徴です。

相対的エンプロイアビリティとは?

絶対的エンプロイアビリティと比べて、相対的エンプロイアビリティという言葉があります。

これは、時代の流れや労働市場の変化によって必要とされる度合いが変動するエンプロイアビリティを指します。

今後の時代の流れによっては、技術の進歩やAIによってその仕事自体が消滅してしまう場合もあるのです。

そのため、時代の流れやニーズに合わせてその能力もアップデートしていかなければなりません。

 

ワンポイント
  • 絶対的エンプロイアビリティとは、時代の流れや労働市場に左右されにくい
  • 相対的エンプロイアビリティとは、時代の流れや労働市場に左右されやすい
 

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エンプロイアビリティの要素は?

パソコンをもつ女性

では、具体的にエンプロイアビリティはどのような要素に基づいて判断されるのでしょうか。

一つひとつの要素を詳しく見ていきましょう。

知識・技能

まずは、職務における知識や技能です。

転職市場においては、新卒を起用する場合とは違って、即戦力を期待されているという大きな特徴があります。

職務に就いた後、いかにすぐに業務に取り掛かることができるか、つまり知識や技能スキルがいかに高いかが注目されています。

個人の思考特性・行動特性

次に、個人の思考特性や行動特性が挙げられます。

具体的には、いかに職務に積極的に取り組むことができるか、業務に対する行動性があるかということです。

ただ単に知識や技能を持っているだけでは、職務は進みません。

次に何をするべきか、自分がどのように行動すれば効率が良いかなど積極的に考えられるか否か、ということです。

パーソナリティ

会議

最後に、個人の人格(パーソナリティ)も要素として挙げられます。

当然のことながら、企業で働く・組織に属するということにおいて、協調性は非常に重要です。

また、管理職候補の採用などでは、人への説得力や、周りが「この人と働きたい」と思えるような人格を求めるのです。

こういった観点から、業務スキルだけでなく、パーソナリティにも注目されていることを覚えておきましょう。

 

ワンポイント

 エンプロイアビリティの要素は以下の3つ

  • 知識・技能
  • 個人の思考特性・行動特性
  • パーソナリティ

エンプロイアビリティの高め方

パソコンを使う女性

転職活動においてのエンプロイアビリティの高さの重要性がわかっていただけたでしょうか。

繰り返しになりますが、このエンプロイアビリティは高ければ高いほど、転職市場では有利となり、雇用されやすくなります。

では、具体的にどのようなことをすればエンプロイアビリティを高めることができるのでしょうか。

エンプロイアビリティを高める具体的な方法についても紹介していきます。

他者との関係性を築く

まず、外的なところからいうと、様々な人との関係性を築いてみてください。

現職がある方であれば、普段あまり話さない方と話をしてみたり、普段仲良くしている方と少し深い話をしてみたりしましょう。

可能であれば、幅広い年齢層の方とコミュニケーションをとってみてください。

自分から積極的に他者との関係性を築きにいくことで、少しずつコミュニケーション能力は上昇します。

転職後、最初は積極的に話をしに行ったり仕事を進めたりすることは、ある程度はすることでしょう。

ただし、基本的なコミュニケーション能力が高くないと、それは一時的なものに過ぎず、心も疲れてしまいます。

可能であれば、転職活動をする前もしくは転職活動と同時並行で、コミュニケーションスキルも高めていきましょう

目標設定と達成努力

考える

次に内的な面になりますが、「目標設定」と「達成努力」を常に意識するようにしましょう。

日々なんとなく与えられた仕事をこなすだけでは、なかなか企業への貢献度として認められません。

与えられた仕事をこなしつつ、その中で目標設定をすることをまずは意識しましょう。

「何時までにする」「どれくらいのクオリティまで高める」等、最初は自分なりの目標設定で構いません。

それらを意識しつつ業務を終えた後、どれくらい目標達成に近づけたのか、どれくらい自分は努力をしたのか振り返りましょう。

しっかりとフィードバックをすることで、自分の課題点も見えてくるようになります。

これから自然とできるようになれば、次のステップとして、上司が求める目標設定をしてみてください。

そうすることで、上司が求める仕事の成果を達成することができる上に、上司の立場での考え方も身につき、視野が広がります。

どんな場合も、目標設定をした後はその目標設定に対してどうだったか、振り返る時間を作り、フィードバックを一番大切にしましょう。

この作業は自分自身のスキルを高めるのに非常に効果的で、高い評価も得られやすくなります。

柔軟な価値観を身に付ける

それぞれの企業には、それぞれの風習や価値観が存在します。

それは時には、一般的なものとは乖離していることもあり、一般常識だけを主張しても通じません。

その企業にはその企業なりの歴史や伝統があり、生み出されてきた価値観があります。

それは人も同じことです。

人によって、さまざまな価値観があり、場合によっては正解がないケースも多くあります。

だからこそ、自分の価値観だけでなく、さまざまな価値観を受け入れることができるようになることが大切です。

さまざまな価値観を柔軟に受け入れた上で、どのようにチームの一員として職務に励むかを考えることができればベストです。

 

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エンプロイアビリティを高めるワーク

打ち合わせ

では、エンプロイアビリティを高めることができるワークについても紹介します。

具体的にどんなワークをすれば、紹介してきたようなエンプロイアビリティを高めることができるのでしょうか。

フィールドワーク

フィールドワークというと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単にいえば「実態調査」です。

やり方は、まずは好きなテーマを自分で決めて、それについて詳しく調べてみてください。

例えば、最近の若者の好みはどんなものがあるか、ある業種においてのニーズはどんなものがあるか、自分なりに調査するのです。

可能であれば、対象の方々が集まるような場所に行って、生の声を聴いてみるのもいいでしょう。

このフィールドワークというのは、前述のやり方をするだけでもとても有意義な活動になります。

[課題定義 → 実態調査 → 調査まとめ → 成果発表]というあらゆる業務に通ずる一連の流れを経験することができます。

業務を遂行するにおいて基本的なスキルなので、難しく考えずに一度興味のある分野でトライしてみてください。

コンセプトワーク

女性が活躍する職場

コンセプトワークとは、その名のとおり、コンセプトを決めるワークのことです。

企業が何か新しいものを作り出すとき、まずはそのコンセプトを決めます。

コンセプトが定まっていないと、その後の決め事の方向性がバラバラになり、最終的に一体何がしたいのかわからない状態になってしまいます。

コンセプトワークをするときのポイントは、以下の3点です。

  • 世間(顧客)は何を求めているのか
  • 自分(会社)は何を作りたいのか
  • 他社との差別化はどう行うか

この3つを意識しながらコンセプトをしっかりと決めることで、後々のプロセスでぶれることなくスムーズに開発が進みます。

このコンセプトワークというのは「長期的な業務においてぶれることなくやり遂げる」という非常に重要な要素も含んでいます。

特に開発や広報などに携わりたい方は、ぜひ身につけておきましょう。

ネットワーク

エンプロイアビリティを高めるのであれば、ネットワークを大切にしましょう。

転職活動において、様々なセミナーに通って人と出会う、転職エージェントの人と出会うなど、人と話す機会が増えます。

様々な業界の方と、幅広くネットワークを持っていることで、思わぬ成果につながることもあるのです。

コミュニケーション能力の向上にも繋がるうえに、様々な業界の動向や人の価値観に触れることができます。

業種などは関係なく、幅広くネットワーク(つながり)を持つことで、自分自身の視野も広がり、人としての厚みも出てきますよ。

 

ワンポイント

エンプロイアビリティを高めるワークは以下の3つ

  • フィールドワーク
  • コンセプトワーク
  • ネットワーク

企業はなぜエンプロイアビリティに注目するのか?

相談 女性

紹介してきたエンプロイアビリティですが、企業はどうしてそんなに注目するのでしょうか。

それには、以下の理由があります。

  • 転職組の採用は即戦力が欲しいという思いがある
  • 転職組の方にも積極的にキャリアアップを狙ってほしい
  • 仕事ができても人間関係が上手くいかないとなかなかまとまらない

転職組・新卒にかかわらず、企業としては採用後にチームの一員としてスムーズに働いてくれることを望んでいます。

転職組については特に、一度社会人としての経験があることから、上記に挙げた理由について企業から大きく期待されるのです。

エンプロイアビリティの高さをアピールすることができるか否かが転職の成功の秘訣といっても過言ではありません。

 

ワンポイント
 エンプロイアビリティを高めるだけでなく、その高さをいかにアピールできるかが重要。
 

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エンプロイアビリティを高めて不安を解消しよう

ビジネスウーマン

転職市場において、エンプロイアビリティの高さがどれだけ重要かということを理解していただけたでしょうか。

転職に不安だという方も、今一度まずは自分を見返してみてください。

前述で紹介したエンプロイアビリティの要素について、自分が既に持っている要素もあるのではないでしょうか。

逆に「ここはまだ弱いな」と思う要素もあったでしょう。

自分に足りていない部分を知ることがまずはステップアップへの第一歩です。

自分自身に足りていないエンプロイアビリティの要素を見つめ、エンプロイアビリティを高めていきましょう。

そうすることで自分に自信がつき、転職活動の成功に大きく近づきます。

エンプロイアビリティの活かし方を転職エージェントに相談しよう

転職活動を始めたばかりの頃などは「何から始めたらいいかわからない」など様々な悩みが出てくるでしょう。

エンプロイアビリティについても、自己分析が苦手な方だと自分の強みと弱みを考えることも難しいです。

そんなときに頼りになるのが、転職エージェントです。

まずはあなたのエンプロイアビリティの高さをしっかりと把握し、それをどのように活かしていけばいいのか相談してみましょう。

 

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まとめ

片手を上げるビジネスウーマン

「エンプロイアビリティを高める」と聞くと難しくとらえてしまう人もいますが、決して難しいことではありません。

それは、本来では企業で円滑に働いていくために必要不可欠であり、理想的な能力なのです。

その能力をいかに伸ばせるか、また、いかに転職の際にその能力の高さをアピールできるかがポイントです。

紹介してきたエンプロイアビリティの要素と自分自身をしっかりと見つめ、ぜひ前向きに自己研鑽に励んでください。

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