書類選考や面接対策として必要となる志望動機は、転職の成功を左右する最重要事項といっても過言ではありません。

自分の経験や強みを活かし、かつ応募先から高評価を獲得する志望動機を作るための手順や注意事項等のポイントを紹介します。

ぜひこの方法を取り入れ、転職を成功させましょう。

Contents

法務事務の志望動機を作るポイント

ビジネスウーマン

志望動機を作るには準備が必要です。

志望先に自分の強みを知ってもらうことも大切ですが、自分が志望先を理解することの方がはるかに重要となります。

理解することによって志望先に応じた志望動機が作れるようになるからです。そのためのポイントを解説します。

法律事務所の運営方針を理解

志望先が法律事務所であっても一般企業を同じように組織の大きさや各人の役割は様々です。

弁護士が何十人もいて弁護士ごとに専属のパラリーガルがついている法人事務所もあるでしょう。

一方で弁護士一人とパートの事務アシスタントがいるだけという個人事務所もあります。

事務所の大きさによって個人が担う役割大きく異なりますので注意が必要です。

まず自分が応募する先がどのような組織であるのかを把握しておきましょう。

その上で志望先の運営方針を理解することが重要です。運営方針によってパラリーガルが担う役割も変わってきます。

あくまでも弁護士補佐として調査や書類作成のみに終始し、経験を積んでも役割が変わらないこともあるでしょう。

一方で経験を積めば弁護士バッジはなくてもほぼ同等の業務を任せてもらえることもあります。

これらを調査する志望動機を作るうえで大切な部分です。

弁護士の記事などがあれば事前に読んで理解

部屋で本を読む女性

志望先の弁護士が執筆した記事や著書などがあれば是非事前に読んでおきましょう。

これは一般企業の商品やサービスに該当するものですので、企業研究に相当します。

ただ著書の内容を把握するだけではありません。

  • その弁護士がどのような信念で弁護士活動に従事しているか
  • 何に重きを置いているのか

こうしたことを読み解くことが重要です。

それに対して自分はどう思ったのか、新しい気づきがあったか、何が心に響いたかなどを整理しておきましょう。

これは志望動機を作成する際のヒントになりますのでしっかり読み込みます。

もし弁護士が複数いる事務所に応募する場合は、どの弁護士の記事を読んでおけばいいでしょうか。

採用された際に所属する弁護士がはっきりしている場合はその弁護士の記事を確認します。

具体的にどの弁護士かが示されていなくても、募集要項の中にヒントがあるものです。

たとえば職務内容として「会社設立手続き・会社合併手続きなどの商業登記手続き」という記載があることがあります。

その場合、商業分野を担当している弁護士の担当になる可能性が高いです。

どの分野かが分からない場合はすべての弁護士の記事を確認することが理想ですが、それが難しい場合もあるでしょう。

そんな時は少なくとも代表者である弁護士の記事は確認しておいてください。

なぜその志望先なのかをはっきりさせる

数ある弁護士事務所のなかで自分が何故その志望先を選んだのか、その理由を明確にしておくことが重要です。

この点は採用担当者も重要視するポイントでもあります。

  • 「自宅からの通勤に便利だから」
  • 「ホームページを見て事務所の雰囲気が良くて働きやすそうだと思ったから」

このような求職者側の都合の理由を述べるのは間違いです。

採用担当者に「ウチでなくても良いのでは」と思われたらまず採用されません。

公表されている志望先の運営方針や弁護士の著書などから読み解いた志望先の特徴やオンリーワンの魅力を理由にしましょう。

そうすることで採用担当者に好印象を与えることができます。

貢献できることや今後のビジョンをまとめておく

人差し指を立てる女性

晴れて採用された暁には、志望先にどのように貢献できるのか、そして何故そのように思うのかをまとめておきましょう。

これまでの自分の経験やスキルを棚卸し、募集要項にマッチした内容でアピールします。

どんなに優れた経験やスキルであっても志望先が欲しいと思わなければ意味がありません、

アピールできるポイントをたくさん持っている場合も要注意です。

数多くのポイントをアピールするとどうしても一つ一つの内容が薄くなり、何が得意な人物であるかが分からなくなります。

話にまとまりがなく饒舌な印象を与えることにもなりかねません。

あれもこれもと欲張らずにアピールポイントを一つに絞り、かつ掘り下げるようにしましょう。

その上で具体的なエピソードなども交えてみてください。

経験やスキルによって自分がどう成長できたのか、何を学んだのか、それをどう活かしていきたいのか説明できるよう準備します。

経験やスキルを活かして将来的にどのような人物になりたいのか、志望先でどのような担当や役割を担いたいのかまで話せると理想的です。

そのためにはどのように業務に取り組むつもりなのか説明できるようにしましょう。

 

ワンポイント
志望動機は「何故法律の道を選んだのか」ということから書き始めることで、説得力のある動機を書くことができます。

法律事務の主な仕事内容

本とノート

法律事務の仕事内容は多岐にわたりますが、パラリーガルの場合は、一言でいうと担当弁護士の補佐業務です。

主な業務としては以下が挙げられるので参考にしてみてください。

場合によっては秘書的な業務や一般事務を担うこともあり得ますが、ここでは省略します。

  • 調査および報告

クライアントに対する事前ヒアリング・案件に応じた法律調査、・事実調査や判例調査、それらをまとめ当案件に対する報告など。

  • 書類作成

クライアントとの打ち合わせ議事録の作成・意見書の下書き・訴状や陳述書などの起案や校正、登記申請書や届出書の作成など。

  • 手続き関係

訴訟手続きや倒産手続・その他裁判関連手続きなど。

どの業務を担当するかは自身の経験や得意分野によって違い、経験を積むほど任せられる範囲が大きくなるというのが一般的です。

パラリーガルは専門知識を用いて弁護士をサポートする役割ですので法律に精通しているほど有利になります。

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採用担当者に響く志望動機を作成するポイント

履歴書

採用担当者は事務所の方針や欠員補充などの目的を持って採用活動を行っているのです。

卒業大学や前職などは参考にはなっても決め手にはなりません。

むしろ、この業界や法律事務を選んだ理由を踏まえた志望動機である方が採用担当者に響きます。

志望先がその業界である理由を具体的に説明する

何故その業界で働きたいのか、その理由を明確にしているでしょうか。

たとえば「法学部を卒業して法律になじみがあるから」だとします。

しかしこれだけは理由にはなりません。

そもそも法学部を目指したのは何故なのかを説明する必要があります。

難解な法律を馴染みあるものにできたのはどんな動機や目的があったのかといったエピソードも重要です。

これらを深掘りし、何故他ではなくこの業界なのかという点を明確にしましょう。

自分の中で何となく感じていることを言葉にし、他人に説明できるレベルまで具体化するのです。

そこまで来れば、自分だけのこの業界を選んだ理由が見えてくるでしょう。

法律事務として働きたい理由を示す

ノートパソコンを使う女性

次にこの業界の数ある選択肢の中で何故法律事務として働きたいのか、理由を説明できるでしょうか。

「司法試験に受かるまでのつなぎとして」、あるいは「弁護士になるための勉強の場として最適だから」というのが本音かもしれません。

しかしそれをそのまま志望動機として話す話題としては、好ましくありません。

弁護士になって活躍するという目標があったとしても、現時点の自分が法律事務を志した前向きな理由が必要です。

自己PRなどと一貫性をもたせる

この業界で法律事務を志望している理由は自己PRの内容とも一貫性を持たせましょう。

自己PRはとかく自分の強みのみをアピールしがちですが、業界や法律事務を志した背景を含め話せるようにします。

限られた面接時間の中では、この業界や法律事務を志した理由を尋ねられない可能性があるからです。

どのような質問のされ方をしても答えられるよう、回答は状況に合わせて数パターン用意しておくと安心でしょう。

 

ワンポイント
応募企業に響く志望動機を書くには工夫が必要です。
自己PRも含め何故その業界で働きたいのか、またその事務所でなければならない理由を明確に書きましょう。

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志望動機を作るには,採用担当者が知りたいことを理解しよう

面接

採用担当者が知りたい情報を踏まえて志望動機を作成してください。

知りたい情報とは具体的に何か、ヒントは募集要項にあります。

たとえば必須要件として「商業登記の実務経験」とあれば、どれほどの経験をどのように積んだのかを知りたいはずです。

また、歓迎要件として「金融に強い事務所での勤務経験」とあれば、それに該当するのかどうかを判断しましょう。

該当するのであれば具体的にどの事務所かということがポイントです。

これらの情報をあらかじめ志望動機に含めることで担当者の手間を減らすことができます。

また、相手の意図をくみ取る能力に長けている人物として高評価を得られる可能性も高まるでしょう。

担当者が知りたいことを理解することで強い志望動機が作れるのです。

法律事務所の特徴を意識した志望動機

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志望先の法律事務所の特徴を意識した志望動機の例文を紹介します。

法律という専門分野を持ち社会に貢献する

現在、企業や社会を取り巻く環境は劇的にかつ急速に変化しています。

その中で貴所は新たな法的課題に対し国内外のネットワークを活用し個々の弁護士の知見を活かし解決に向けたアドバイスを行っています。

私はその取り組みに大変感銘を受けました。

私はパラリーガルとして複数の弁護士のサポートを同時並行的にかつ的確に行った経験が豊富です。

貴所が目指す最適なサービスの提供に、より確実かつ迅速にたどり着くためのお手伝いができると確信いたし応募いたしました。

クライアントの抱えるトラブルを解決する

私は現在の所属事務所で商業法務実務を行ってまいりました。

貴所の個人経営者や創業者が抱える資産管理及び保全、相続事業承継等の課題解決において役立つと確信しています。

昨今は法令改正などを踏まえ取りうる選択肢が拡大している状況です。

そんな中、クライアントファーストでアドバイスを行い、実行に至るサポートを行う貴所に貢献したく応募いたしました。

法律事務所事務職の適性を意識した志望動機

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志望先の法律事務所における事務職の適性を意識した志望動機の例文を紹介します。

コミュニケーション能力の高さを活かす

私は他人と友好な関係を構築することが得意です。それぞれの人に応じた距離感で接することができます。

またどうしたらクライアントや担当弁護士に喜んでもらえるのかを常に考えるようにしてきました。

求められる事柄の一歩先あるいは一段深い内容でお応えしていきます。

貴所が様々なバックグラウンドを持つ職員を積極的に登用し、お互いを尊重することを重視する方針に一致すると考え応募いたしました。

向上心を活かす

私は常に自分に何ができるかだけでなく、何ができないのかを意識しています。

できないことをできるようにするために、できることはより高度な成果を出すために目標と目的を明確にして職務に取り組みます。

貴所が法律事務職に対して求める常にベストなパフォーマンスを発揮し幅広く活躍することを望む人材に即すものであると考え応募いたしました。

 

ワンポイント
仕事への適性を組み込むのは自己アピールとして効果的です。
ただあまりアピールし過ぎるのも逆効果なので、志望動機と自己PRの欄が分かれている場合は自己PRの欄のみに書くようにしましょう。

法律事務所の運営方針を意識した志望動機

女性弁護士

志望先の法律事務所の運営方針を意識した志望動機の例文を紹介します。

法律事務所の取扱分野に興味がある

私が知的財産権に興味を持ったのは大学の授業で貴所の代表弁護士の著書を扱ったことがきっかけです。

それ以来多くの著書や判例に触れてきました。貴所の専門分野は知的財産権訴訟です。

私はこれにおいて必要となる知的財産権に特化した判例調査や事実確認の実績経験があります。

この経験を活かし、貴所に貢献いたしたく応募いたしました。

法律事務職の担当業務に興味がある

私は外為法に基づく申請書や届出書・報告書等の作成経験に加え、貴所が重視している英語力に自信があります。

ビジネスレベルの読み書きに抵抗がなく、英語による議事録や資料作成も可能です。

貴所が参加しているグローバルネットワークにおいて国内外の弁護士と緊密な連携の一助となる自信があります。

加えて几帳面な性格で文章等を細かくチェックすることに長けており、貴所の担当業務に貢献できると考え応募いたしました。
 
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好ましくない志望動機を作らないためにはどうするか

悩む

採用担当者になったつもりで自分が作成した志望動機を客観的に評価してみましょう。

採用担当者がぜひあなたを採用したいと思える内容になっているでしょうか。

募集要項と志望動機にミスマッチはないかチェックしてみてください。

「うちの事務所じゃなくてもいいでしょう」と思われるような事柄をアピールしていないでしょうか。

あなたの経歴やスキルがどんなに素晴らしくても、志望先が必要とするものでなければ採用には至りません。

その点を認識して志望動機を作成してください。

 

ワンポイント
志望動機は「この事務所で働きたい」という思いを伝えることが肝心です。
そのためには応募先の研究をしっかりしておきましょう。

転職の悩みは転職エージェントに相談しよう

エージェント

転職エージェントは求職者の思考・経験やスキル・希望に配慮して転職先を紹介してくれます。

それだけでなく転職先を理解するための情報を提供してくれ、自己分析や自己PR・志望動機等の作成の一助となってくれるのです。

時には転職すべきか今の会社に留まるべきかといった悩みなどを解決する糸口を見出してくれることもあります。

転職の悩みは一人で抱え込まず、プロである転職エージェントに相談するのが最も良い方法です。

転職エージェントにも得意とする分野があります。弁護士業界に強い転職エージェントに登録してみましょう。

まとめ

ノートパソコンを操作する女性

転職時の志望動機の作成において注意すべき点は「何故」の部分をしっかり深掘りし、自分にしか書けない志望動機を作成することです。

転職時は前職での経験があるために経験に基づいた志望動機を作成しがちです。

しかし「何故」が弱いと薄い志望動機になりかねません。

作成が難しい場合は転職エージェントを頼るのも一つの手です。
 
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転職成功への近道は自分にあった転職サイトを見つけること!


転職サイトはそれぞれ特徴や強みが異なります。
そのため、転職成功には自分の目的や希望職種にあった転職サイトを見つけなければなりません。

  • 種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない
  • 自分にあった転職サイトはどうやって見つければいいの?

こんな悩みをお持ちではないですか?

以下に転職サイトの選び方比較を紹介します。
是非参考にしてみてください!

転職サイトの選び方


転職サイトは以下のような進め方で選ぶと最適なものを選ぶことができます。

  • 「エージェント型」と「サイト(求人広告)型」を使い分ける
  • 転職目的や職種など希望から選ぶ

これらをより詳しく見ていきましょう。

「エージェント型」と「サイト(求人広告)型」を使い分ける

転職サイトは大きく分けて2種類存在します。

  • エージェント型:担当のキャリアアドバイザーがついて転職活動のサポートをしてくれる
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それぞれメリット・デメリットはありますが、転職の成功率を上げるのであれば使い分けが重要です。

各サイトで扱っている求人も異なりますので少し面倒かと思っても満足のいく転職をするために使用してみてください。

転職目的や職種など希望から選ぶ

すでに転職の目的が定まっている人もいることでしょう。

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おすすめ転職エージェントBEST3


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