食のスペシャリストであるフードコーディネーター。

資格を取ったことをきっかけに企業に入社したいと思う人もいるのではないでしょうか。

しかし履歴書を書く時、志望動機で何を書こうか悩んでしまうこともあるでしょう。

フードコーディネーターの志望動機の書き方を解説します。

フードコーディネーターの志望動機の書き方を解説

履歴書

自分がフードコーディネーターを目指そうと思ったきっかけは何だったかを思い出してみてください。

「料理が好きだから」「食品の開発やメニューの開発に興味があるから」または「料理教室を開きたいから」でしょうか。

その志望動機をしっかり伝えるためには「何故フードコーディネーターを目指そうと思ったのか」ということを伝える必要があります。

自己分析に加え、相手に自分の思いを文字でうまく伝えるための練習が欠かせません。

きちんとまとめておけば今後の就職活動や転職活動で、履歴書の志望動機の欄に書くことに困ることはないでしょう。

また面接などでも自分の志望動機がまとまっているので相手に自分の言葉で伝えることができます。

ここでは志望動機の書き方を、例文を交えて解説していきましょう。

 

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フードコーディネーターを目指す理由で多いのは?

レシピを見る女性

フードコーディネーターを志望する人はどのような理由で目指しているのでしょうか。

ここから紹介する理由の中には自分と共通している理由もあるかもしれません。

これらも志望動機に直結していきます。

食事で人を喜ばせたい

「食事で人を喜ばせたい」という気持ちは、フードコーディネーターとして働く上で多くの人が持っているものではないでしょうか。

自分で料理を作るのが大好きで、その料理を食べてくれた人が「美味しい!」と喜んでくれる顔が嬉しいという人もいるでしょう。

そうした経験からフードコーディネーターを希望している方も多いです。

また直接料理をしなくても、「メニューを考えるのが好き」「新しい商品を考えるのが好き」という人もいます。

みんなが楽しんで食事をしている姿を想像すると嬉しくてたまらないという気持ちが強力な原動力になっているようです。

相手を想う食事の提供

料理で相手を喜ばせるためには、相手の好きなものを出すことが一番といえます。

無論、それだけでなく相手の健康も気遣いたいと考える人もいるでしょう。

そんな思いが強くなった結果、栄養学などに深く興味を持つ方もいます。

また生産者と消費者との双方に喜んでほしいと思う気持ちです。

相手には健康に元気でいてほしいという優しい気持ちが志望動機の人たちもいます。

料理への強いこだわり

料理を楽しむ女性

料理が好きな人は「どうしたらもっと美味しくできるのか」「もっと喜んでもらえるのか」と試行錯誤することも多いでしょう。

そうしていく内に美味しさの成分や加熱時間や調理方法など、おいしさの謎を解き明かすことに興味を持つ人もいます。

また料理そのものでなく「料理を作る楽しさを伝え、次はその人が他の人に料理を作って笑顔になってほしい」考える人もいるのです。

食への強いこだわりが志望動機に変わっていった人たちもいます。

 

ワンポイント
食を通して好きなことや憧れを見つけた人がフードコーディネーターを目指すことも多いようです。
こうした経験も志望動機に組み込むと、より採用側に熱意が届くでしょう。

前職別の志望動機の考え方

考える女性

前職の経験を絡めて志望動機を考えるという手もあります。

同じ業界から転職するケース

同じ業界から転職するのであれば、業界ならではの共感の持てる経験(エピソード)は欠かせません。

  • 「おいしいと言われて嬉しかった」
  • 「こんな工夫をしたら喜ばれた」

など以前の経験を伝えて、より高みを目指す姿勢を感じてもらいましょう。

また、その業界にいたからこそ自分が明確に興味を持った分野について、しっかりとやりたいことを是非アピールしてください。

違う業界から転職するケース

他の業界からフードコーディネーターに転職することもあるでしょう。

その場合は自分の「食」に対する強い動機に加え、仕事をやり抜く意思実績があることを説明する必要があります。

たとえば「〇〇を1年間毎日コツコツ続けてきた」「〇〇を企画し、成功させた」などです。

経験の差を埋めるために、努力する準備があることをアピールしましょう。

 

ワンポイント
転職であれば前職の経験を志望動機に入れると良いでしょう。
 

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志望動機の評価されるポイント

面接をする女性

どんなにすばらしい志望動機があったとしても、それをうまく伝えられなければ評価されません。

評価されるためにはどのように書けば良いのでしょうか。

過去の経験をもとにする

志望動機として「料理で人を喜ばせたい」という人は多いでしょう。

そこで実際にそのために何をしてきたか、という具体的な経験談が入ると、説得力が大幅に増します。

「お菓子作りが好きで毎週お菓子を作っていた」といったものから「餃子が好きで市内の中華料理店をすべて回った」など。

このように自分の料理に対する思いが伝わるエピソードを折り込みましょう。

またそこから、どのような方向に考えを広めていったかを展開していくと自然な流れで志望動機を話せます。

社会貢献したい気持ちを伝える

「褒められて嬉しかった」という気持ちだけでは「褒められなかったらどうするの?」と思われてしまうかもしれません。

自分の熱い思いに加えて、そのことによって社会貢献できることを説明しましょう。

貢献することによって多くの人が喜び、業界全体が良くなっていくことに繋がっていることまで考えているとアピールするのがおすすめです。

人を笑顔にしたい想いを伝える

食事

フードコーディネーターという仕事は、「食」に関することだけではなくその先に必ずがいます。

それはたとえ商品開発やレストラン運営・食育の分野など、直接料理で人と関わらない分野だったとしても同じことです。

直接関わらなくても、その仕事は巡り巡って人にいきつきます。

他の人のために仕事をすれば、当然自分のこだわりだけではやっていけない時もあるものです。

自分のこだわりをアピールするあまり、誰のためにそれをしたいのか見えなくなるようでは本末転倒になってしまうでしょう。

自分の思いのその先に人がいること、「人のために仕事をする」という気持ちを忘れていません、と必ず伝えるようにしましょう。

料理への探求心の強さを伝える

料理の奥深さそのものに魅了され、フードコーディネーターを目指している人もいるのではないでしょうか。

そういった場合もやはり具体的な経験を上げていくのがいいでしょう。

しかしここでも気をつけなければいけないのは「ただのオタク」になってはいけないということです。

たとえば「カレー作りの奥深さにハマり、スパイスを買いに遠くまで行った」というエピソードを話すとしましょう。

しかしこれだけではただ「手間をかけてカレーを作るのが好き」ということしか伝わりません。

料理が好きという気持ちは大切ですが、面接官はその気持ちをどう仕事につなげるのかを知りたいのです。

具体的には「誰もが全国でこのスパイスが買えるように通信販売を始めたい」など、会社でやりたいことを話すと良いでしょう。

社会に貢献したい気持ちに展開していったことをアピールする必要があります。

 

ワンポイント
フードコーディネーターの場合、仕事として食を通じてやりたいことをアピールすると良いでしょう。
やりたいことに通じる具体的なエピソードも盛り込むことをおすすめします。

フードコーディネーターの志望動機の例文

履歴書,職務経歴書

ポイントを解説したところで、具体的な志望動機を見てみましょう。

例(料理で人を喜ばせたい)

私は幼少の時から、母親と一緒にキッチンに立つのが大好きでした。

中学生になるとお菓子作りに夢中になり、本格的なお菓子を作って家族や友人にふるまったこともあります。

そのときにみんなが「美味しい」といってくれた笑顔を見るのが好きでした。

高校生のときに銀座のお菓子屋さんに行ったときのことです。

とても美しい陳列とお店の雰囲気で、普段のお菓子が何倍にも美味しそうに見えたことに衝撃を受けました。

そのときに料理は作るだけでなく、見せ方や空間や雰囲気がこんなにも料理に影響を与えるものかと感動したのです。

その経験からフードコーディネーターとして、もっと広い視点で料理というものをみんなに届けたいと思うようになりました。

例(食のビジネスを展開したい)

地元には昔から美味しいレンコンが取れる畑があります。

物心ついた時からこのレンコンを使った料理を食べていて、大好きなメニューでした。

しかしその知名度は低く、大学の周りの友人に話しても誰も知りません。

さらに最近は栽培している農家の高齢化によって、レンコンを作る畑も少しずつ減ってきています。

このレンコン畑が途絶えてしまうことは非常に残念であり、悔しい思いです。

なんとかこのレンコン畑が存続できないか考えたとき、これは単に跡継ぎの問題ではないと気付きました。

もっと地域全体をアピールし、価値を上げるような活動をしていかないといけないと考えています。

全国にはこのような地元でしか知らないけれど、とても美味しい食材がたくさん眠っている筈です。

それらの食材を流通させる方法を考え、またインターネットメディアを通じて広く告知していきたいと思っています。

それによって地域の発展に貢献していきたいです。

 

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フードコーディネーターの志望動機のNG例

NGを出す女性

フードコーディネーターに「料理を作るのが好き」というのは大切ですが、その気持ちを書くだけだけでは熱意は伝わりません。

食に関する資格には、国家資格である調理師・栄養士・管理栄養士などがあります。

「料理を作りたい」だけだと、「調理師でも良いのでは?」と思われてしまうのです。

コーディネーターというからにはもっと広い視野の社会貢献の視点を取り入れる必要があります。

フードコーディネーターの面接のポイント

面接

志望動機を伝えるのは何も履歴書だけではありません。

面接において志望動機は必ずといって良いほど聞かれます。

どんなに志望動機が素晴らしくても、面接の印象が悪ければその思いは伝わらないでしょう。

面接時にはこれから紹介するポイントを確認して臨むことをおすすめします。

身だしなみの徹底

面接官は、実は面接ルームへの出入りの様子や身だしなみも見ています。

自分自身の人柄や考え方はどうあれ、食を扱うのであれば「清潔感」という感覚は必須です。

それも、自分基準ではなく「相手がどう感じるか」という視点で考えましょう。

「衛生」という観念のない人に食を扱う資格は無い、といい切っても過言ではありません。

面接時に「不衛生」と少しでも思われたら、自分が考えているよりも大きな減点材料になると肝に銘じてください。

事前準備

パソコンで調べる女性

面接官は既に数多くの人と面接していると思いましょう。

しっかり準備していればスムーズに答えられなかったり、気の利いたことが言えなかったりしても問題ありません。

逆に「なんとかうまく切り抜けた」と思っていても、準備不足は相手にわかります。できる限りの準備をしていきましょう。

また、大前提として面接を受ける会社のことはしっかり調べていきましょう。

面接する側は、自分の会社がどう見えるのか、どういうところに惹かれて面接を受けに来ているのか、実は気になっているのです。

必ず目を通しておく必要があるのは、その会社の「企業理念」や「社長コメント」です。

しかしそれだけでなく、実際その会社はどんな会社と取引が多いのか、何の売上が一番高いかもチェックしておくと良いでしょう。

企業理念や社長コメントはその会社の理想ですが、それは後付けであったり、実際の業務からかけ離れていたりすることもあります。

あまりその理念やコメントに絞った志望動機だと「自分の会社の仕事を分かっていない」と思われてしまいます。

採用側の話ですが、頭に入れておきましょう。

 

ワンポイント
面接時における清潔感はどの業界でも大切ですが、食を扱う業界は特に重要になります。
身だしなみはより意識するようにしてください。
 

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フードコーディネーターの面接の注意点

面接

先に説明した通り食を扱う業界に入る以上、それが直接自分で料理をする仕事でなくても「衛生」の概念は必要になります。

それは「相手に清潔感が伝わるか、相手がどう感じるか」ということです。

自分の純粋な「食」に対する動機から、「社会に貢献したい」という気持ちになっていったことをアピールすることも勿論大切といえます。

それと同時に、自分がその会社にとっていかに役に立つかという視点も取り入れてください。

その中で「フードコーディネーター」としての役割を希望していることを伝えましょう。

転職の悩みは転職エージェントに相談しよう

打ち合わせをする女性

転職には何かと不安がつきものです。

志望動機を考えるにしても、「自分ではこんな魅力的な動機は思いつかない」と感じる人もいるでしょう。

また実際に転職を考える時には、希望の業種やその会社の社風に合わせた志望動機のアレンジも必要になってきます。

そんな時には転職の専門家といえるエージェントに相談しましょう。

転職エージェントなどに登録すれば、アドバイスをもらいながら志望動機を書くことが可能です。

志望動機の添削もしてもらえる他、書類選考が通った先の面接練習もやってもらえます。

第三者に客観的に見てもらうことは、自分だけでは気付けないことに気付くことができる非常に大きなチャンスなのです。

 

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まとめ

エプロンを着た女性

フードコーディネーターは「食」で人を喜ばせたい・元気になってもらいたいという気持ちをビジネスの形で表現していく仕事です。

またそれはメニュー作成・流通・料理表室の運営や料理イベントの演出まで「食」全体を通して喜びと感動を与える仕事でもあります。

その誇り高き仕事の第一歩として、是非自分の中にある熱い志望動機を伝えましょう。

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