司書というと書籍の貸出・返却の受付をしているだけと思う人もいるでしょう。

それも司書の業務の一部ですが、司書の仕事内容はもっと広範囲に渡ります。

司書の仕事内容、資格、適性そして将来性について解説します。

司書のキャリアパスを解説

入力

司書は図書館の本の貸出、案内など蔵書全般の管理をおこなう専門職で、

公立図書館・国立図書館・私立図書館・学校図書館・企業の資料室などで貸出・発注・保管・整備などを行います。

最近は正規雇用で働くのは狭き門になっていて、アルバイト、契約社員、派遣社員など働き方にもバリエーションがあります。

非正規雇用は空きが出てから募集するので常に求人情報に注意する必要があります。

正規雇用の採用は、自治体では大学や短期大学を卒業、または卒業見込みの人を対象に、

公立図書館や学校図書館で働く司書を試験で採用しています。

図書館司書の資格保持者を対象にした試験を実施する自治体もありますが、通常資格がなくても問題ありません。

公立図書館・国立図書館の司書採用は地方公務員または国家公務員採用試験に合格しなければなりません。

しかし、かなり合格率は低く難関であり、たとえ合格しても図書館に配属されるケースは少ないのが現状です。

また、運よく配属されたとしても全国にある図書館に異動することもあります。

私立図書館で働く司書は各大学の採用試験に合格する必要があります。

図書館司書資格者のみを対象とした採用試験がある大学は少ないです。

学校図書館の場合は司書として勤務するのではなく教員と兼務が一般的ですから、教員資格がなければ受験資格がありません。

司書の仕事内容

働く女性

司書の約7割近くは女性で占められています。

その理由は賃金がほぼ一定で、正規雇用よりもパートやアルバイト、派遣社員の採用が中心なので男性は志望しないためです。

また主婦も多く勤務しているので、子育て世帯にはおすすめの職場環境となっています。

それでは司書の業務を簡単に説明しましょう。

司書はさまざまな仕事に従事していますが、主な仕事をあげると、本の貸出・返却手続

返却された本を元の場所に戻す配架、世間で話題になっている本や過去に貸出率が高かった本を

分析して、借り手が興味ありそうな本を発注する選書、借りたい本が貸出中でない場合や、

そもそも扱っていない本などを予約して取り寄せるリクエストサービス

日々の暮らしの中で疑問に思ったこと、気になったことを関連書籍で調べたい時に利用する

リファレンスサービスでは職員に依頼すれば該当する書籍や資料を見つけてくれます。

そしてイベントの企画・開催で映画の上映や子供に絵本の読み聞かせをしたり、

役所と連携したシニアのための健康講座やボランティア活動、学校と連携して子供たちへ本の紹介をします。

今後はこれが一番図書館業務の中心的な活動になるでしょう。

さらに長年にわたって貸出された本は傷んでいるので本の修復もしなければなりません。

司書の採用数が限られる中、これらの仕事をこなし、

さらに子供から大人まで利用者とのコミュニケーションをとるのも大切な仕事の一つです。

いかがですか?思っていた司書のイメージとは大きく違って見えるのではないでしょうか。

 

ワンポイント
 司書の適性をチェックしよう。

司書に向いている人の特徴

電話する女性

どのような人が司書に向いているのでしょうか。

司書の仕事は本の貸出・返却手続、本棚に本を並べているイメージしかない方には、簡単で誰にでもできそうに思われがちです。

司書の仕事は、じみなコツコツと積み重ねる作業が多いため性格によって合う合わないがはっきり分かれる仕事でもあります。

しかし、何か発信して人の役に立ちたい、喜んでもらいたい、探究心と好奇心があれば司書はおもしろい仕事になるかもしれません。

また、最近は外国語でのレファレンス照会などもあるので、外国語が得意な人やパソコンに強い人にもおすすめの仕事です。

本が好き

司書の仕事をするならスキルも大事ですが何より本が好きだという気持ちが大切です。

図書館には読むのが難しい専門書から小さな子供が読める絵本まで幅広いジャンルの本があります。

レファレンスの問合せに対応するには、どの本にどんな情報が載っているか概略だけでも頭に入れておくことも必要です。

自分が好きなジャンルの以外にも興味を持たなければ利用者のリクエストにも応えられません。

コツコツとした作業が得意

司書の適性として、コツコツと作業することが得意協調性があることも重要です。

チームで動くこともある司書は相手の気持ちになって考えることも求められるからです。

落札本や破れたページなどを見つけ出して、ひとつひとつを丁寧に修復しなければなりません。

目立たない仕事ですが、利用者が気持ちよく本を読んでくれる時の笑顔を想像して根気強い人には最適な仕事でしょう。

利用者から紹介したあの本おもしろかったと言われたら、もうきっと司書は辞められなくなるでしょう。

人と話すことが好き

面談する女性

図書館を利用する人は小さな子供からシニアまでさまざまで、気軽に声がかけられることも大切です。

図書館には司書と話をするのが楽しみで通って来る利用者もいるでしょう。

どれだけコミュニケーションを楽しめるかによって、司書の仕事を長く続けられるのかが決まるです。

また、利用者からヒアリングすることで、どういうジャンルに興味があって、どのような本を探しているのか瞬時に察知する能力も必要です。

いろいろな人と分け隔てなくコミュニケーションができるなら司書の仕事はおすすめできます。

企画・立案が得意

ベテラン

インターネットが発達しネットで調べられる時代になりましたが、図書館のニーズは高っています。

これまで受け身だった図書館も積極的にイベントの企画や立案する時代になって来ました。

またPR活動や広報活動も司書には求められます。

例えば新刊コーナーでは今話題の作品紹介、季節に応じたおすすめ本、絵本の読み聞かせ、

折り紙の本を参考にしたシニア世代と一緒に取り組む折り紙作りなどアイデアをどんどん発信して行くことも大切な仕事です。

また、司書は学校や役所との連携で行うイベントの企画から運営まで行います。

これからはそうした司書が活躍する場が増えるといえるでしょう。

司書に活かせる女性ならではの強み

女性ならではの優しさや丁寧な対応、気配りは司書の仕事をするのに大きな強みだといえます。

上手に利用者の本の趣味や世間話をしたり和んだ雰囲気を作れるのも女性だからこそです。

子供と同じ目線で興味ある本を一緒に探したりするのもいいでしょう。

また、司書は主婦で働いている人も多いので主婦感覚で利用者とコミュニケーションしたりすることで新しい発見があるかもしれません。

来館者への丁寧な対応

司書の仕事は黙々と一人で働くものではなく、来館者とのコミュニケーションが重要です。

女性らしい親切で丁寧な対応は生活の中からにじみ出て来るものです。

また、利用者からのクレーム対応も重要な仕事です。

クレムの内容はさまざまですが、まず何に対して不満なのか把握するために相手の気持ちに寄り添って話をよく聞くことから始めましょう。

ただ謝ればいいという問題ではありませんから、事実を確認して迅速に対応して下さい。

そして大切なことは組織内でクレーム内容を共有して、再発防止策を考えることです。

そうすることで質の高い対応ができるようになり、図書館の利用者も増えて行くでしょう。

細やかな気配り

利用者が膨大な書籍の中からお気に入りの本を見つけるのは大変です。

そういう時こそきめ細かな気配りは利用者の立場からすれば嬉しいものです。

司書の仕事は利用者が求めているものを察知するちょっとした細やかな心配りができる人が向いているかもしれません。

丁寧かつ正確な作業

司書は本や資料を扱う仕事ですから丁寧で正確な作業が求められます。

古い歴史資料や破損箇所があれば修復して貸出せるようにしたり、ラベルが剥がれかかった本を綺麗にしたり、

丁寧で正確な作業ができるのは女性が得意とするところでしょう。

司書の雇用形態

仕事をする女性たち

司書の雇用形態は正社員・契約・派遣・アルバイト・パートといったタイプに分けられます。

正社員の求人はほとんどなく、アルバイトやパート、派遣が中心です。

労働時間に制約がある主婦などには人気の仕事になっています。

正社員

意欲的な女性

司書の正社員は欠員があれば募集する程度で毎年定期的に採用はしていません。

公立図書館でも求人は非正規社員がほとんどで、正規社員は公務員試験を突破した一握りの人だけです。

しかも、正社員は異動があるため実際に現場を仕切るのは非正規雇用者となっています。

パート・アルバイト

パソコンを使って打合せ

図書館司書の有資格者もパートやアルバイトの人が多いため、女性が長く働ける環境といえます。

しかし、司書の仕事は専門性が高く、業務も広範囲のため非正規雇用者でも責任感を持った人でなければ厳しいことは覚えておきましょう。

司書の具体的なキャリアパス

女性

司書には図書館司書資格という公的資格があります。

しかし、資格がなくても司書として働くことは可能です。

採用条件で資格保持者という場合はありますが、勤務しながらでも資格は取れます。

司書資格を取るため条件は、大学か短大卒業生で司書講習を修了、大学か短大生で司書資格に必要な単位を履修、

3年以上の司書補を経験し司書講習を修了そのほか社会人の場合、通信教育を受講後に司書講習を修了すれば司書の資格がもらえます。

なお、司書講習は毎年7月から9月にかけて、全国の指定された大学で行われます。

司書補から司書を目指す

図書館で働く専門職員には司書補司書の2つがあります。

司書補は司書の仕事を補佐ですが、実際の業務では区別なしと考えて差し支えありません。

司書補は中学校か高校または専門学校、いずれかを卒業して3年以上の実務経験を経て司書講習を修了すれば司書の資格が与えられます。

館長など管理職を目指す

図書館の管理運営すべてを担える館長管理職を目指すなら、

マネジメント能力や判断力、専門知識はもとより法律や行政についても明るい人が求められます。

管理職は図書館の管理運営の立案を作成し、職員やスタッフに遂行しやすい環境を整える必要があります。

資格については、資格がある方が望ましいとされますが明確な規定などはありません。

 

ワンポイント
 ワークライフバランスが変わっても司書なら続けられる。

司書は結婚・出産後も働ける?

子育て

育児や家事をしながら司書として働く女性は大勢いて日本の図書館運営はそうした女性たちが担っているといってもいいでしょう。

結婚を契機にワークライフバランスが変化することはよくあります。

司書は女性が圧倒的に多い職場で、諸々の事情を考慮してお互い助け合いながら業務を遂行しています。

司書は女性には結婚や出産後も働きやすい職場環境です。

ただ、一方で土日開いている図書館もありますから、臨機応変に対応するしかないこともあります。

司書の将来性

資料整理をする女性

インターネットの普及は図書館の運営を大きく変えましたが、図書館の需要は高まっています。

本の管理をコンピュータで一元管理することで仕事の効率も上がっています。

司書の需要

インターネットの普及はこれまで図書館の中で完結していた業務の枠を広げて、地域社会において活躍の場を広げるでしょう。

学校と連携することでさまざまな本を子供に紹介でき、子供の描く世界も広がります。

高齢化社会を迎えるにあたり、読書がもたらす役割は計り知れません。

またイベントを充実させることで、地域交流の橋渡し役として期待されます。

人だからこそのサービスが重要になる

司書の仕事も時代と共に変化しています。

インターネットが生活に根付き便利な社会になっても図書館を通じた人の交流はこれまで以上に大切になるでしょう。

人と人を結びつけるのが本であり、それを仲介するのが司書なのです。

 

ワンポイント
 転職エージェントに相談して道を切り開く。

転職の悩みは転職エージェントに相談しよう

悩み

図書館で働きたいのなら司書の転職は魅力的です。

司書は資格がなければ正社員として転職するのは厳しい面もありますが、通信教育でも資格は取得できます。

また、資格がなくても就職できるところもありますから、いかに正確な情報をいち早くつかめるかが大切です。

そういう時こそ転職エージェントに相談してみませんか?

自分だけでは収集できない情報も転職エージェントなら任せて安心です。

転職エージェントはプロ集団ですから、内定を目指してしっかりサポートしてくれます。

 

ワンポイント
 司書は地域社会に貢献できる仕事。

まとめ

指を差す女性

知の宝庫である図書館で大好きな本に囲まれて仕事をしたいなら司書は適職です。

司書として転職するまでは大変な面もありますが、文化の発信基地として図書館はこれからもたくさんの魅力的なサービスを私たちに与えてくれます。

転職成功への近道は自分にあった転職サイトを見つけること!


転職サイトはそれぞれ特徴や強みが異なります。
そのため、転職成功には自分の目的や希望職種にあった転職サイトを見つけなければなりません。

  • 種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない
  • 自分にあった転職サイトはどうやって見つければいいの?

こんな悩みをお持ちではないですか?

以下に転職サイトの選び方比較を紹介します。
是非参考にしてみてください!

転職サイトの選び方


転職サイトは以下のような進め方で選ぶと最適なものを選ぶことができます。

  • 「エージェント型」と「サイト(求人広告)型」を使い分ける
  • 転職目的や職種など希望から選ぶ

これらをより詳しく見ていきましょう。

「エージェント型」と「サイト(求人広告)型」を使い分ける

転職サイトは大きく分けて2種類存在します。

  • エージェント型:担当のキャリアアドバイザーがついて転職活動のサポートをしてくれる
  • サイト(求人広告)型:求人広告が掲載されており、自身で転職活動を進める

それぞれメリット・デメリットはありますが、転職の成功率を上げるのであれば使い分けが重要です。

各サイトで扱っている求人も異なりますので少し面倒かと思っても満足のいく転職をするために使用してみてください。

転職目的や職種など希望から選ぶ

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20代〜30代前半であれば登録しつつ他サイトと比較していくと選択肢が広がるきっかけになるでしょう。

 
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