事務職をはじめ多くの求人で見かける資格の1つが「ビジネスキャリア検定」ではないでしょうか。

通称‟ビジキャリ”とも呼ばれるこの資格はさまざまな分野の企業で歓迎条件になっています。

そこで、女性にも人気資格のビジネスキャリア検定について詳しく解説。

女性の転職活動でビジネスキャリア検定を取得する‟メリット”とは?

また検定資格を活かせる求人や検定合格者のリアルな声もご紹介しましょう。

ビジネス・キャリア検定を活かせる求人情報を解説

資料を持つ女性

「ビジネスキャリア検定」は中央職業能力開発協会(JAVADA)による民間資格です。

厚生労働省の規定する特別民間団体であることから国家資格ではないものの「公的資格」とされています。

このビジネスキャリア検定は主に事務系業務についての専門知識が習得・評価できる検定です。

分野が8つに区分されていることから検定資格を活かせる求人範囲もそれだけ広がります。

製造系事務職や総務事務の求人でも「ビジネスキャリア検定〇科目〇級」と条件の記載があるほどです。

また企業によっては人材開発の‟実践的な学習法”として社員教育に用いることもあります。

このことから一定の企業ニーズと検定資格を活かせる環境があるといえるでしょう。

 

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ビジネス・キャリア検定の各級の概要を知ろう

ビジネスキャリア検定試験には全部で8つの試験分野があります。

またそれぞれの分野には複数の等級が存在しているのです。

こちらではそんなビジネスキャリア検定の概要をご紹介しましょう。

「ビジネスキャリア検定BASIC級」

初心者マークを持つ女子

ビジネスキャリア検定の中でも初級レベルにあたるのが「BASIC級」です。

主に学生や就職希望者のほか新入社員の人などが対象となっています。

ビジネスキャリア検定のBASIC級は8つの分野の内、2分野にしかありません。

1つ目は販売や生産など会社の生産活動を総合的に管理する「生産管理」。

2つ目は生産に使う原材料の調達から販売までの物流を管理する「ロジスティクス」になります。

BASIC級の試験の出題は真偽法の70問を1時間以内に解くという形式です。

出題数に対して70%以上の正解でBASIC級の合格となります。

「ビジネスキャリア検定3級」

 

電卓を使う女性

ビジネスキャリア検定の「3級」は全ての試験分野に存在します。

そこから各分野を更に細分化して、それぞれの専門知識を習得・評価できるシステムです。

たとえば「経理・財務管理」は経理の簿記・財務諸表と原価計算、財務管理の3つに区分されます。

そのため3級は全部で15種類の試験区分に分けられているです。

この3級はおよそ3年程度の実務経者を持つリーダーや課長レベルの試験内容になります。

出題形式は4つの選択肢から1つを選ぶもので出題数は全部で40問。

110分の試験時間内で合格ラインである60%以上の正解率を目指します。

「ビジネスキャリア検定2級」

腕組みをする女性

3級と同様にビジネスキャリア検定の「2級」も全試験分野にあります。

2級では3級よりもさらに細かい試験区分がされておりその総数は19区分です。

こちらは実務経験が5年以上の課長やマネージャーレベルの問題が出題されます。

2級の出題数や試験時間、また合格基準も3級とほぼ同じです。

しかし、出題形式が4肢択一から5肢択一へと増えているため注意してください。

「ビジネスキャリア検定1級」

女上司

検定内で最も難関といわれるのがこのビジネスキャリア検定「1級」です。

2016年の前期試験から新たな試験分野が追加され、その数は全部で8分野。

試験レベルは実務経験10年以上の部長・ディレクター相当の内容になります。

出題形式は文章で答案を書きこむという「論述式」が全2問です。

しかし、出題数に反してその試験時間は2時間半と長時間に及び難易度の高さが伺えます。

合格ラインは各問題の正解率が30%を越え、なおかつトータルでも60%以上で合格です。

 

ワンポイント
1~3の等級と初心者レベルのBASIC級の計4つの等級があり、8つの試験分野ごとに異なる。

ビジネス・キャリア検定の資格取得のメリット

まるの札を持つ女性

ビジネスキャリア検定の資格取得で得られるメリットにあなたも興味があることでしょう。

公的資格ですがどなたでも受験できるため比較的、資格取得のハードルも低めです。

そのためまずは働きながら「資格」を取得したい人、いずれ国家資格を目指したい人に最適でしょう。

また企業によっては検定試験で1科目合格するごとに手当が支給されるケースもあります。

転職時では自分の能力を明確に把握して企業アピールにつなげることも可能です。

 

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ビジネス・キャリア検定が活かせる職種は?

もともとは「ホワイトカラー」向けに始まった検定資格であるビジネスキャリア検定。

その資格を活かせる具体的な職種について以下で詳しくご紹介しましょう。

「人事」

面接の質問

就活でも採用担当者として知られるのが「人事」です。

しかし、人事のお仕事は何も従業員の採用だけではありません。

人材の育成や人員計画のほか安全と労務管理など就労に関する全てを日々サポートしています。

ビジネスキャリア検定ではこれを「労務管理」と「人材開発・人事」の2つに区分。

最終的には1級で全ての専門分野をマスターし総合的なマネジメントが身につく仕組みです。

経営資源とリスク管理などその知識は人事の仕事で最大限に活かされます。

「経理」

電卓を見せる女性

企業の大切な経営資源である資金管理を行う「経理」も資格を活かせる職種です。

経理では資金管理を行う上で必要になる会計伝票処理や納税申告など法的な知識も使います。

ビジネスキャリア検定ではこの基本的な「経理」の実践的な知識が身につくのです。

また同分野には資金調達など経営に関わる「財務管理」もあります。

そのため経理を経て将来的には経営分析に関わる業務がしたい人にも人気がある資格です。

「営業」

営業

ビジネスキャリア検定には「営業・マーケティング」という試験分野があります。

2・3級では特に営業部やマーケティング部を対象としたより実践的な試験内容です。

営業分野では顧客の訪問から商談、アフターセールスまでの基本的な接客テクニックが身につきます。

そのため営業職は未経験という人が転職を有利にする資格として受験することもあるのです。

女性の求人では接客を伴うことが多いため営業のお仕事なら検定資格を十分に活かせることでしょう。

 

ワンポイント
ビジネスキャリア検定が活かせるのは「人事」「経理」「営業」の3つ。

ビジネス・キャリア検定を取得のための対策と資格の活かし方

ビジネスキャリア検定に合格するための学習対策の方法と資格の活かし方を解説します。

資格取得のための対策方法

試験勉強

まずビジネスキャリア検定の資格取得対策には「過去問」のおさらいをお勧めします。

なぜなら試験内容のおよそ4割が過去の問題から出題されているからです。

2級や3級では複数の選択肢から答えを選ぶ形式でその問題数は全40問になります。

つまり合格ラインは60%以上ですのでおよそ22問正解できれば合格です。

このように過去問を重点的に学習すれば独学でも合格ラインには十分届くことでしょう。

なお中央職業能力開発協会(JAVADA)が発売するテキストや過去問集なら学習教材として最適です。

資格取得後の活かし方

資格を取得した後、それをどう活かしていくかはあなたの描くキャリアパスで変わります。

ビジネスキャリア検定は大まかな8分野から更に細かい各専門分野へと分かれていくのです。

つまり目的に合った分野の資格を取得することで差別化と専門性を「強み」として活かせます。

まずは自分がどんなキャリアを築きたいのかをしっかりと考えましょう。

またビジネスキャリア検定を人材開発などで活用している企業なら資格を活かした仕事が可能です。

 

ワンポイント
自分のキャリアパスを考慮して資格取得には過去問を活用、転職では検定を活用している企業を選ぶ。

ビジネス・キャリア検定を履歴書に書こう

企業アピールのファーストステップといえるのが「履歴書」です。
ビジネスキャリア検定を履歴書でアピールするポイントを解説します。

履歴書に書けるのは何級から?

疑問

ビジネスキャリア検定にはたくさんの分野と等級があります。

資格の全てを書きたいところですが、企業アピールに使うなら難易度の高い等級ほど有効です。

初級レベルのBASIC級は限られた分野にしかないため実質3級が‟初級”扱いになるでしょう。

そのためビジネスキャリア検定で企業にアピールできるのは「2級」以上からになります。

履歴書に書く資格の正式名称をチェック

履歴書と四葉のクローバー

履歴書記入ではどんなに長い名称でも省略せずに「正式名称」で記入するのが基本ルールです。

もちろんビジネスキャリア検定の資格について書く時もこのルールを守ります。

ビジネスキャリア検定は分野や区分、等級もたくさんあるため混同しないよう注意しましょう。

またネット上では「・」を「、」とするなど資格名称の表示が異なる場合があります。

さらに資格名称自体が取得後に変更されることもあり得るでしょう。

履歴書に書く資格の正式名称とは、すなわちあなたが‟取得した時点”での正式名称です。

中央職業能力開発協会(JAVADA)から発行される合格証で正式名称をチェックしておきましょう。

 

ワンポイント
企業にアピールするのは2級以上から、履歴書には正式名称で記入する。

ビジネス・キャリア検定の合格者の声

ビジネスキャリア検定に合格した人ならではの‟リアルな意見”は大変参考になります。

実際、どのように仕事に活かせたのか合格者の声をまとめてみましょう。

人事担当の方の声

ファイルを持つ女性

「漠然と業務をこなしていたのが試験勉強で体系的な知識を学び仕事への姿勢が変わりました」

「実務だけでは得られない知識の習得で対応できることが増えたと実感できます」

「合格後は個人だけではなく企業目線で考えられるようになったのが大きなメリットです」

「人事において基礎知識やスキルの習得領域を把握する助けになっています」

経理担当の方の声

ポイント

「会社の昇格要件で受験し漠然とした法的根拠や原則の解釈がはっきりと理解できました」

「分野は細かいですがそれぞれ深い知識が身につくため業務レベルの向上と自信もつきます」

「自分の判断の根拠を自信を持って提言できるようになり経営の意思決定時に役立っている」

「能力値を客観的に測る指標として活用、自分の能力アピールが的確にできるようになりました」

営業の方の声

資料を見せる女性

「仕事上数字を扱うことが多いですが資格取得で「考え方」を学びその必要性を実感できました」

「検定の出題範囲が業務的な内容なのでテキスト自体も実用書として役立っています」

「本資格の勉強を通してエリアを絞った営業活動計画の策定ができるようになりました」

「顧客との接し方や考え方、法務などの基本的な知識が身につき日々の業務に役立っています」

 

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ビジネス・キャリア検定が活かせる求人の探し方は?

社員教育、指導

ビジネスキャリア検定を受験するのは現職や転職で‟キャリアアップ”を目指す人達です。

キャリアパスに合わせた知識をピンポイントで習得できるのがビジネスキャリア検定の魅力でしょう。

もし転職活動で検定を活かせる求人を探すならビジネスキャリア検定を積極活用する企業を選びます。

たとえばOJTなどの人材育成をはじめ、昇格要件にビジネスキャリア検定の資格取得を推奨する会社。

また、それぞれの分野で取得した資格に応じて「手当」を支給する企業などです。

このように検定を積極活用している企業ならあなたの資格も最大限に活用できるでしょう。

転職の悩みは転職エージェントに相談しよう

,転職エージェント

とはいえ数ある企業の中から「ビジネスキャリア検定」に重きを置く企業を探すのは大変です。

全ての求人応募要項に「ビジネスキャリア検定〇級求む」と書いてあるとは限りません。

また気になる企業を見つけても資格が活かせるかわからないと転職にも踏み切れないでしょう。

そんな時は転職情報に精通した「転職エージェント」の活用がおすすめです。

なかなか表に出ない企業情報も転職エージェントならわかります。

また多くの転職者をサポートしてきた経験からあなたの最適な転職先を見つけることも可能です。

まとめ

ファイルを持つスーツの女性

公的資格のビジネスキャリア検定は国家資格ほどの認知度はないかもしれません。

企業や採用担当者によってはビジネスキャリア検定を‟知らない”こともあるでしょう。

そうなれば転職面接であなたの実務能力やスキルを正確に判断できないこともあり得るのです。

あなたの実力をきちんと判断できる企業への転職こそが検定資格を活かせる「天職」になります。

自信を持って働けるそんなあなたの天職をぜひ見つけてください。

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