経理・財務・会計などの仕事に転職したい場合、どのような資格を保有していると有利になるのでしょうか。

こうした職業も徐々にデジタル化しているため時代に応じた資格を取得することがおすすめです。

この記事では電子会計実務検定の資格で身に付く知識について解説します。

デジタル化に対応できる資格を取得することで転職活動にどのような影響があるのかも紹介します。

電子会計実務検定の求人情報を解説!

パソコンと資料

電子会計実務検定は、日本商工会議所が実施する検定試験です。

とくに中小企業での電子会計の導入に伴う人材の育成と確保を目的として実施されています。

電子会計実務検定を取得することで転職先の幅を広げることができる点はメリットです。

民間資格ではありますが、日本商工会議所が実施しているという点で企業でも認知度が高くなっています。

就職条件に資格保有をあげている企業は少ないですが、持っていれば面接で有利な資格となるでしょう。

会計システムの操作も身に付く

パソコン作業をする女性

電子会計実務試験では、業務として会計作業を行う場合と同様の操作を行うことが求められます。

会計ソフトを利用した実務試験といってもよいでしょう。

会計システムの操作を習得する

まずは会計システムの操作方法が習得できます。

対象となるソフトは、勘定奉行、弥生会計、会計王、PCA会計、ClearWorksなどの会計ソフトとなります。

試験で用いるソフトについては日本商工会議所が公式サイトで公表していますので参考にしてください。

会計システムと会計情報分析を学ぶ

会計システムが利用できるようになるだけが電子会計実務検定の特徴ではありません。

システムを用いて作成したデータを分析することが実務では重要です。

会計ソフトの導入は企業にとっても労働力の削減や業務効率化につながります。

それだけではなく、データ分析を行うことで企業利益につなげることができれば企業にとってはプラス要素が多くなるでしょう。

新しいシステムにも柔軟に対応できるだけの能力を持った人材であることがアピールできる資格といえます。

1級から3級まである

パソコンと電卓

電子会計実務試験の試験区分は3級から1級です。

具体的には次の項目で解説しますが、それぞれ70点以上で合格とされています。

単純にこの資格だけを取得しようとするのは難しい点も特徴です。

電子会計実務試験に受験資格はありませんが、日商簿記の知識は必ず必要となります。

会計に関する知識がまったくない状態からの受験は難しいと考えておきましょう。

電子会計実務検定3級

電卓とCOSTの文字

電子会計実務検定3級の具体的な試験内容について解説します。

3級は択一式、数値記入式となっています。

試験時間は40分で、70点以上で合格です。

出題範囲は、電子会計データの流れと電子会計情報の活用となっています。

電子会計データの流れでは、各種電子証表の見方や取り扱い方法が求められます。

また会計データの入力、各種電子帳簿書類などの出力も出題範囲です。

さらに電子会計データのバックアップとバックアップデータの復元などもテストされます。

電子会計情報の活用範囲では、各種電子帳簿書類の見方などが求められます。

 

ワンポイント
電子会計実務検定を取得するには日商簿記の知識も必要となります。

電子会計実務検定2級

ノートとペン

電子会計実務検定2級の具体的な試験内容について解説します。

2級は択一式、数値記入式となっています。

試験時間は60分で、70点以上で合格です。

出題範囲は、関連業務等からの業務データ等の活用電子会計情報の活用電子会計データの保管・管理となっています。

3級よりも出題範囲が広くなっているのが特徴です。

関連業務等からの業務データ等の活用では、会計に関連する業務から生成される各種業務データの活用が求められます。

関連業務とは、購買、製造、販売、在庫管理、給与計算などのことです。

これらから生成される各種業務データを活用して支店別や営業所別に会計データを分析できるようになる点が魅力です。

電子会計実務検定1級

パソコン作業をする女性

電子会計実務検定1級の具体的な試験内容について解説します。

1級は記述式が中心です。

試験時間は90分で、70点以上で合格です。

出題範囲は、会計情報の活用会計ソフトの導入・運用会計データの電子保存と公開。

さらに電子申告・納税システムの理解、企業会計以外の会計システムの理解となります。

会計情報の活用では、各種電子帳簿書類やキャッシュフロー計算書、外部ファイナンス情報等の読み取りが基本です。

そのうえで、利益計画・資金予算・予算管理・部門管理・プロジェクト管理を行う能力が問われます。

会計ソフトの導入・運用では、会計ソフトの導入と運用の指導や支援を学びます。

さらにインターネットバンキングの仕組みも理解する必要があるでしょう。

会計データの電子保存と公開では、NPOや公益法人などの会計の仕組みを理解します。

電子申告・納税システムの理解では、電子申告・電子納税・電子申請・届出などが範囲です。

企業会計以外の会計システムの理解では、NPO法人や公益法人などの会計の仕組みを理解する必要があります。

 

ワンポイント
電子会計実務検定は3級から1級の試験区分でそれぞれ70点以上で合格とされています。

経理・会計・財務もデジタル化している

ビジネスデスク

経理や会計、財務の業務も時代とともにデジタル化しています。

経理・会計・財務の業務にパソコンや会計ソフトを導入する企業も増えているのが現状です。

電子会計実務検定は日商簿記の知識を保有していることを前提に取得する資格になります。

経理・会計・財務の業務ではエクセルや経理専用のソフトが使えることが前提です。

ただこれからの時代は電子申告や電子納税などの業務が増える可能性も高くなります。

そこでデジタルにも強い人材であることを証明する資格を保有していることが重要です。

電子会計実務検定は、このようなデジタル社会に対応するために新設された資格でもあります。

電子会計実務検定を活かせる求人情報

パソコン作業をする女性

電子会計実務検定を活かすことができるのはどのような職業でしょうか。

具体的に職業をあげて紹介します。

経理・総務・労務

経理・総務・労務の仕事は、企業のバックオフィスとも呼ばれるほど重要な職業です。

企業内では総務部や人事部が業務を統轄していることも多くあります。

詳細の業務内容は異なりますが、企業のお金に関わる仕事であることは共有しています。

経理は企業のお金を管理して経営陣の意思決定をサポートする職業です。

労務は社員の給与計算や勤怠管理を行い、職場環境を整えます。

総務は企業運営に関する業務全般を行って企業全体をまとめる職業です。

これらの業務ではエクセル以外に会計ソフトを利用することが多くあります。

そのため電子会計実務検定を活かすことができるでしょう。

商社

商社の業務はかなり幅広いのが特徴です。

商社は総合商社と専門商社の2種類にわけることができます。

総合商社はさまざまな商品を取り扱う点が特徴です。

幅広い商品やサービスの提供を行いますが、最近ではIT関連やシステム開発などにも力をいれる企業が増えています。

専門商社は特定の分野で事業投資やトレードを行っているのが特徴です。

いずれにしても商社で働くためには金融・物流・情報・事業投資の事業に関する知識が必要となります。

このようななかで電子下界実務検定を保有した人材が活躍している事例もある職業です。

医療事務

医療事務は病院やクリニックで医師や看護師のサポートをします。

会計や受付だけでなくクラーク業務やカルテ管理なども医療事務の仕事です。

医療事務では診療報酬の計算を行うレセプト計算も行います。

この際に病院独自のシステムを利用することも多くあるでしょう。

電子会計実務検定を保有していればシステム導入や運用のスキルがあることを証明することができます。

システムエンジニアなど

パソコンと資料

システムエンジニアは、クライアントの希望に応じて最適な仕様のシステム開発を行います。

クライアントがどのようなシステムを求めているのか分析する能力が必要となります。

システム全体の概要をわかりやすくクライアントに説明できることも大切です。

経理・会計・財務関連のシステムを構築する場合には、専門的な知識も求められるでしょう。

この場合、電子会計実務検定を取得しているとシステム開発に役立ちます。

経理会計補佐

経理会計補佐は企業のお金の出入りを日々確認し管理する仕事です。

伝票整理や仕訳入力、帳簿記帳などさまざまな業務を担当します。

補佐という名称がついているため誰でもできる業務というイメージをもたれやすいでしょう。

ただ、企業によっては専門性のある仕事のアシスタントを任されることもあります。

経理会計補佐をしながらさまざまなスキルを身につけ経理のプロになるというキャリア形成を立てている人もいるでしょう。

電子会計実務検定の取得で得た知識を存分に活かすことができる仕事でもあります。

役員アシスタント

役員アシスタントは企業の役員クラスの業務をサポートする仕事です。

秘書のような役割を兼務することもあるでしょう。

経理や会計のように直接的にお金に関わることは少ないかもしれません。

ただ、経営陣の業務内容を把握する上で経理や財務、労務の知識は持っておくと有利です。

業務全体がデジタル化している現状もあるため電子会計実務検定を保有しておくことで実務に役立てることができるでしょう。

税理士補助や会計事務所

税理士補助は税理士の資格がなくても税理士事務所で働くことができます。

税理士の補助的業務を行うため、経理や会計、労務に関する知識を保有していることが前提条件です。

また会計事務所での勤務にも電子会計実務検定の知識は活用できます。

税理士事務所でも会計事務所でも電子申請や電子申告が主流となっているため、デジタル対応できる人材が求められています。

 

ワンポイント
電子会計実務検定は多くの職種で活躍できる資格です。

経理事務パスポートも合わせて取得しよう

ノートとペン

電子会計実務検定と合わせて取得したい資格に経理事務パスポートがあります。

経理事務パスポートはPASSと表記されることもある資格です。

具体的な内容について解説します。

経済産業省発案

経理事務パスポートは経済産業省が発案した経理・財務サービス・スキルスタンダードに準拠する検定のことです。

一般社団法人日本CFO協会が運営しています。

経理事務パスポートでは事務スタッフに求められる経理の知識が主に求められます。

試験区分は3級から1級です。

3級では事務処理に必要となる経理の心構えや役割と日常的な経理処理業務に関連した基礎知識を学びます。

2級では身近な販売取引における決済を含めて経理手続きや外貨取引処理の基礎知識が学習範囲です。

1級では日常的な売買における経理手続きや月次決算全般と連結決算の概要など経理処理の基礎知識を学びます。

eラーニングで学習から取得まで

経理事務パスポート最大の特徴はeラーニングでの学習が可能な点にあります。

学習から資格取得までをeラーニングプログラムで完結できるためチャレンジしやすい資格です。

日本CFO協会の公式ホームページから受講可能です。

レベル別のコースが用意されており研修動画と演習問題で学習を行います。

全コース合計で10時間の研修動画で学習可能です。

eラーニングはスマートフォンからの受講も可能なため忙しい人でも気軽に学習可能となっています。

経理事務パスポートを取得するメリット

電卓と書類

経理事務パスポートは、人材派遣などでも使用される現場重視の資格です。

そのため転職の際には取得しておくと有利な資格といえるでしょう。

電子認定証を取得できるためメールやソーシャルメディアで自己アピールすることも可能です。

キャリアアップやスキルアップのために取得する人も増えているため保有していて損のない資格でもあります。

 

ワンポイント
電子会計実務検定以外にも経理や財務、労務で活かせる資格はたくさんあります。

転職の悩みは転職エージェントに相談しよう

資格の勉強をする女性

経理や財務、労務への転職を検定している場合、資格を保有していると有利です。

ただどのような資格を取得すればよいのかわからないという人もいるでしょう。

経理というと日商簿記というイメージが強いかもしれません。

日商簿記をすでに取得している場合は、スキルアップ、キャリアアップとして電子会計実務検定の取得もおすすめです。

デジタル化の時代に即して自分のスキルを証明できる資格として認知されはじめている資格でもあります。

これ以外にも多くの資格があるため、迷った場合には転職エージェントへの相談がおすすめです。

自分の転職活動に有利となる資格を効率的に取得しましょう。

まとめ

パソコン作業をする女性

電子会計実務検定はデジタル化する企業の業務に対応できるスキルを証明する資格です。

経理業務で利用するソフトやシステムの導入から運用までをしっかりと学ぶことができます。

経理、会計、労務への転職を希望している場合には取得がおすすめです。

転職のことで悩んだら転職エージェントを活用してみましょう。

資格取得についても適切なアドバイスをしてもらうことができます。

転職成功への近道は自分にあった転職サイトを見つけること!


転職サイトはそれぞれ特徴や強みが異なります。
そのため、転職成功には自分の目的や希望職種にあった転職サイトを見つけなければなりません。

  • 種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない
  • 自分にあった転職サイトはどうやって見つければいいの?

こんな悩みをお持ちではないですか?

以下に転職サイトの選び方比較を紹介します。
是非参考にしてみてください!

転職サイトの選び方


転職サイトは以下のような進め方で選ぶと最適なものを選ぶことができます。

  • 「エージェント型」と「サイト(求人広告)型」を使い分ける
  • 転職目的や職種など希望から選ぶ

これらをより詳しく見ていきましょう。

「エージェント型」と「サイト(求人広告)型」を使い分ける

転職サイトは大きく分けて2種類存在します。

  • エージェント型:担当のキャリアアドバイザーがついて転職活動のサポートをしてくれる
  • サイト(求人広告)型:求人広告が掲載されており、自身で転職活動を進める

それぞれメリット・デメリットはありますが、転職の成功率を上げるのであれば使い分けが重要です。

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