年齢を重ねてライフステージが変化しても安定した収入を得られる事務職。
そんな事務職の募集を狙うライバルたちは年々増えています。そんな中であなたが事務職の仕事を確実に獲得するにはどうしたらよいのでしょうか。
また事務職の仕事に就いてから優秀な成績を残したり、仕事を円滑に進められる人材となるにはどうしたらよいのでしょうか。
一つ、大きな武器になる得るのがMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。
MOSとはマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明する資格。MOSがいかにあなたの未来を照らすか、一緒に見ていきましょう!
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事務への転職にMOSが有利な理由を解説
AI化が進むこのデジタル社会において、ワークライフバランスのとりやすい事務職は人気の一途をたどっています。
その事務職への転職を目指すあなたにおすすめしたいのがMOSです。
パソコン作業の多い事務職の仕事をこなすにあたり、MOSは大きな武器となります。
実際にMOSを取得して「仕事の成果が上がった」と感じられている方も少なくありません。
また事務職への転職後のみならず、MOSは採用時にも活躍します。
能力の高い人材を採用したいと企業は考えています。
履歴書や面接においてあなたがMOSを取得していることをアピールすれば、一定以上のパソコンスキルを持っていることをアピールできます。
事務職はパソコン作業が多いです。
MOSって種類があるの?
MOSには数多くの種類があります。これらは「科目」、「バージョン」、「レベル」の3種類の基準で分類されています。
どれを取ればいいか迷ってしまうかもしれません。
ここからは、必要となるのはどのMOSなのかをチェックしていきましょう。
「科目」と「バージョン」
まずMOSの種類は「科目」と「バージョン」で分類することができます。
試験科目は下記の通りです。
- Word(ワード、文書作成ソフト)
- Excel(エクセル、表計算ソフト)
- PowerPoint(パワーポイント、プレゼンテーションソフト)
- Access(アクセス、データベース管理ソフト)
- Outlook(アウトルック、電子メール・情報管理ソフト)
5種類あります。更に、ソフトのバージョンごとにMOSが実施されているのもポイントです。
例えばWord2013やWord2016など、約13種に分類できます。
「レベル」
「レベル」はすべての試験科目に用意されているわけではありません。
WordとExcelにはそれぞれ一般レベルと、上級レベルにあたる「エキスパート」が用意されています。
Wordの一般レベルは、文字サイズやフォントの変更、表の作成・編集、作成した文書の印刷など基本的な編集機能を理解している方向け。
大学などでレポート作成経験があれば、難なく取得できる可能性も高いレベルだといえます。
対して、Wordの上級者レベルは高度な機能を理解していることが求められます。
例えば、スタイル機能や目次・索引作成などの長文機能、他のアプリケーションソフトからのデータ取り込みなどです。
Excelの一般レベルも、Word同様に基本的な操作理解度が求められます。
数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など基本操作がメイン。
Excel使用経験のある人は一番手軽なMOSかもしれません。
対して、Excelの上級者レベルはやはり高度な昨日の理解が求められます。
ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集などを理解している方向けです。
資格取得を目指し、できる事を増やしていきましょう。
勉強方法については『MOS取得に向けた勉強方法は?』で詳しくご紹介します。
高度な資格取得を目指し、パソコンスキルの底上げを目指してみましょう。
MOSの取得方法は
さて実際にMOSを取得したい時はどうすればいいのでしょうか。
MOSの取得方法には「全国一斉試験」および「随時試験」の2種類があります。
どちらも受験料、試験内容、合格認定証は全く同じです。
ただし、申し込み方法が異なりますのでよく注意してください。
全国一斉試験
全国一斉試験を申し込まれる場合には、1~1.5カ月前にインターネット申し込みをしましょう。
会場は一斉試験実施会場の中から選ぶことができます。試験は月に1~2回行われています。
ネットで容易に予約できるのが全国一斉試験の大きなメリットです。
随時試験
随時試験は全国約1,700か所の試験会場の中から選択できます。
ほぼ毎日試験を開催していますが詳しい日程は各試験会場に問い合わせましょう。
申し込みも各試験会場に直接行います。
自分で会場探しなど行う手間はありますが、数多くの会場の中から自分の好きな日に受けられるところが随時試験のメリットです。
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MOS取得に向けた勉強方法は?
ではMOSを取得するには具体的に何から始めればいいのでしょう。
自身のニーズに合わせたうえで、選択肢として2種類の方法があります。
まずは教材などを利用して独学するという方法。
もう1つは学校やパソコンスクールで学ぶ方法です。
独学の場合は公認の対策教材を読み漁り、実践することができます。
また、インターネットを利用して学習コンテンツを利用することもできるでしょう。
スクールで学習したいという場合は、MOS試験会場から対策講座を実施している会場を検索することができます。
自分が勉強に充てられる時間の都合や、自分に合った学習方法を選ぶことで、取得まで一気に近づくことができるでしょう。
MOSを取得しておくメリット
さてMOSについてわかってきたところで具体的にMOSを取得することで、どんなメリットがあるのでしょうか。
ひとつずつチェックしていきましょう。
PCスキルがあることの証明になる
MOSはあなたのPCスキルを客観的に証明してくれます。
他者にあなたのパソコン操作スキルを正しく伝える良い手段となってくれるでしょう。
ただ「ExcelやWordが使える」と自称するだけでなく、「MOS」に出題されるスキルの証明になるのです。
実践的な能力が身につく
資格取得の過程で、対策学習をすれば、実際にパソコンを操作することになります。
ただオフィス製品の知識を持っているだけでなく、実際に操作するので実践的な能力を身に着けることができるでしょう。
また、試験も実技なのでやはり「能力の証明」に繋がります。
転職時にアピールポイントになる
「パソコンの操作が得意」というアピールは、客観性に欠けます。
「MOSを取得しています」というアピールであれば、面接官も客観的にあなたの能力を評価しやすくなります。
MOSは企業の社員教育にも採用されているほどのもの。
すでに自分で勉強しているということは、単なるパソコンスキルの評価として役立つだけに留まりません。
自ら進んで学ぶ自己研鑽の精神を持ち合わせた成長の見込める人材であるとアピールできるということです。
世界で通用する
MOSの試験は世界中で行われている資格試験です。
「合格認定証」、「デジタル認定証」は世界共通のもの。
日本の企業だけでなく海外企業も視野に入れている方、または日本の企業でも海外の人と働く機会のある方にとってもMOSは有用なのです。
MOSの資格は転職活動にどう活きる?
MOSの資格は受験後すぐに合否判定ができるので、取得したその日から就職活動に活かせます。
どのように転職活動に活きるのでしょうか。チェックしていきましょう。
事務職の仕事に必要なスキルの証明
事務職においてはパソコンをいかに使いこなせるかはとても重要なスキルです。
AI化が進む現代社会において、事務職の仕事内容はパソコン操作スキルが最も必要なスキルなのです。
未経験であることをカバーできる
パソコンの操作、オフィス製品のスキルの有無は、事務職の業務で大きく差をつける要素です。
そのため、一定のスキルを保証された人材を企業は望みます。
未経験でも事務職への転職を目指しているのであれば、MOSを取得しているのは大きな武器となります。
たとえ未経験であってもMOSの資格を取得すれば未経験であることをカバーできるでしょう。
入社後に業務効率化に貢献できる
転職後も職場での効率的なパソコン業務作業が見込めます。
事務職への転職を目指すうえで大いなる助けとなるでしょう。
転職後、有用な人材として重宝されるかもしれません。
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MOSを履歴書に書こう
MOSを取得しても、ただ持っているだけでは意味がありません。アピールが必要です。
あなたの身を飾るため履歴書にMOS資格所有の旨を表記しましょう。
資格名は「英語・カタカナ・短縮表記」どれでもOK
MOSの資格を履歴書に実際に書いていきましょう。
書き方には3種類あります。
実際に例を見ながら書き方をチェックしていきましょう。
まずは英語表記の場合。
例えば「MOS 365&2019のExcel」の一般レベルに合格した場合「Microsoft Office Specialist Excel 365&2019 合格」のように履歴書へ記入できます。
また、カタカナ表記をすることも可能です。
「MOS 2016のExcelのスペシャリストレベル」に合格した場合「マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2016 Expert 合格」と書けます。
また、略式表記の場合「MOS(Word 365&2019)合格」や「MOS(Word 2016 エキスパート)合格」といった具合です。
ポイントとして押さえておきたいのは、資格名の「Microsoft Office Specialist」はカタカナでも英語でもどちらでも大丈夫だということ。
またシンプルに「MOS」と短縮表記でも問題ありません。
ただし、例外として「MOS 2007の試験科目」である「Windows Vista」の場合には「Microsoft Office Specialist Windows Vista」と記載する必要があります。
もし「主催/認定(交付)機関名」の記入が必要な場合には「マイクロソフト」と記入してください。
認定(免許、証書)番号の記入が必要な場合はデジタル認定証の下部に表示される番号を記入します。
エキスパートレベルを取得している時はレベルを記載しよう
上級(エキスパート)レベルのMOSを取得されている方は忘れずにレベル名を表記するようにしましょう。
表記の仕方は先述した通りです。
せっかくのエキスパートレベル資格を、無駄にしてしまうことのないようにしてください。
レベル表記をすることで、履歴書を見る人にしっかりとパソコン操作スキルが評価してもらえます。
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MOSの資格を有効活用して事務職へ転職しよう
MOSは、事務職への転職を考えている方にぴったりの資格だといえます。
履歴書においても面接においても、また入社後もあなたに恩恵もたらすこと間違いなしです。
自分の自信にも繋がるので、新しい環境で萎縮することなく堂々と仕事に取り組むこともできるでしょう。
自己PRの一環として、MOSをお持ちでなければぜひ取得を目指してみて下さい。
また、パソコン関連には自信がないという方も、MOS対策が練習になります。
転職の悩みは転職エージェントに相談しよう
転職は自分の生活を大きく左右する一大イベントです。疑いの余地はありません。
新しい一歩を踏み出す決意をした人、まだ決めあぐねているが現状に満足していない人、様々な方がいらっしゃいます。
どんなモチベーションを持っていたにしろ、生活が大きく変わる転職というイベントに大きな不安を抱いているかもしれません。
そんな時ぜひ有効活用して役立ててほしいのが、転職エージェントの存在です。
転職エージェントに相談すれば、今回解説してきたMOSの資格だけでなく、転職関連の有益な情報を得られるでしょう。
事務職の転職を考えているならぜひ一度転職エージェントに相談することを検討してみてください。
まとめ
今日はMOS(Microsoft Office Specialist)の資格をご紹介しました。
事務職のみならず学校やビジネスで必要となるパソコン操作スキルを習得し、能力証明の資格をもらえるMOS。
勉強して取得することは今後のあなたのキャリアにおいて損にはなりません。
特に事務職となればなおさらです。
事務職への転職を希望するものの何から始めたらいいかわからない方や、武器を磨きたい方におすすめできます。
MOSのための勉強は決して遠回りなどではありません。
事務職への転職において、MOSという資格は必ず武器になります。
ステップアップ、キャリアアップの助けとなること間違いない資格なのです。
ぜひ、まずはMOSの取得を目指してみてください。