転職について考えていると、企業は一体どんな人材を求めているのか、本音がとても気になります。

同じ会社への就職を希望する手強い競争相手がたくさんいる。その中で自分を強くアピールするためにはどうすれば良いのか知りたい。

そんな方々のために、今回は中途採用で輝く女性の特徴やスキルについて詳しくご紹介します。

企業はなぜ中途採用を行うの?

企業、募集

そもそも、企業はなぜ中途採用を行うのでしょうか。主な目的は、豊富な実績と高いスキルを持つ人材を獲得するためです。

2016年4月に「女性活躍推進法」が施行され、2019年6月には改正法が公布されました。

その影響もあって、経験豊富で能力のある女性を雇用したいという企業はどんどん増えています。

転職で求められる人材になるために

履歴書

豊富な実績と高いスキルを持つ人材だけが求められているのなら、転職は、より経験値の少ない若い女性ほど不利ということになります。

実際、企業側が求める資格・能力を備えていないことや、前職で培ったものが乏しいことを理由に不合格となる例は枚挙に暇がありません。

ですが、会社は同時に若さをも求めるもの。どんな企業も、豊かな可能性や高いバイタリティを持った若手を常に必要としています。

意欲的で将来有望な人物だと相手に強く印象づけることができれば、たとえ若くて未熟でも、転職で求められる存在になることは可能です。

20代女性に求められることとは

将来性の豊かさや潜在的な能力の高さを相手に印象づけることが肝心。では、具体的にはどうすれば良いのでしょうか。

私は可能性の塊です、伸びしろがたくさんあります、とストレートに訴えることには意味がありません。

必要なのは、採用担当者とのやり取りの中で、相手に「有望株だ」と感じさせることです。

ここからは、中途採用の現場で20代の女性にはどのような心構えや態度が求められているのかをご紹介します。

何事にも前向きに取り組む姿勢

女性、前向き

転職希望者が、極端なマイナス思考の持ち主で、何に対してもネガティブな反応をする消極的な人物だったとしたらどうでしょうか?

たとえその女性がどんなに高いスキルを備えていても、企業側は採用を見合わせることでしょう。

一緒に仕事をする仲間の中に後ろ向きなスタンスのメンバーがいては、全体の士気にも悪い影響が出かねません。

中途採用の現場で求められているのは、何事にも前向きに取り組む姿勢を持った若者です。

様々な変化に対応できる柔軟性

女性、リモート

社会の変容やニーズの移り変わりについていくことができず、取り残されて力を失っていく企業が数多くあります。

IT技術の飛躍的な成長と普及もあって、近年、時代の変化はとても劇的。

会社が生き残っていくためには、そうした変化の大波を上手く乗りこなさなければなりません。

そのために必要となるのが、世相に応じた新しいアイデアを提案できる若手の存在。

企業側が求めているのは、様々な変化に対応できる柔軟性を持った若者です。

様々なことに興味を持つ好奇心

女性、検索

企業にとって社員の好奇心はとても重要です。好奇心に乏しい社員は1つの作業ルーティンに留まりがち。

停滞したまま成長しないので、どうかすると会社の発展に悪影響を及ぼしかねません。

それに対して好奇心旺盛な社員は、他者との新たな関係を築くことに前向きで、仕事のパフォーマンスも高いことがほとんど。

想像力があり、学ぶことにも積極的なので、業務の習熟度も早く高まります。

そのため企業は、若者に対して、様々なことに興味を持つ好奇心を強く求めます。

転職で求められるスキルとは

転職希望者に企業側が求めるスキルには、たとえばどんなものがあるでしょうか。

ここで取り上げるスキルとは、習得に時間を要する特殊な技能や、特定の分野でのみ使われる専門的な技術のことではありません。

社会人一般に広く求められている、会社で仕事をするなら備えておくに越したことはない能力のことです。

以下の項目で、代表的な3つのスキルをそれぞれご紹介します。

ビジネスマナーが身に付いている

女性、仕事中

ビジネスマナーと呼ばれるものがあります。社会人として身に付けておくべき立ち振る舞い、と考えておけば良いでしょう。

よく言われるのが名刺の渡し方やお辞儀の仕方、基本的なビジネスメールの書き方。

他にも、挨拶の仕方やビジネス敬語の使い方、上座・下座の考え方など多岐にわたります。

転職希望者がビジネスマナーを備えていないと、前の会社で何を学んできたのだろう、と採用担当者にマイナス印象を与えてしまいます。

そんなことにならないよう、学び直してきちんと身に付けておく必要があるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

女性、会議

もちろん会社の規模によっても違いはありますが、総務部や営業部など、多くの企業では仕事を部署ごとに分れて行います。

その中でチームを作って業務を遂行したり、逆に様々な部署から集められたメンバーで企画を進めたりすることも少なくありません。

そんな時に必要なのがコミュニケーション能力

どんなビジネスも、それに関わる人々の円滑なコミュニケーションなしには上手くいかないものです。

コミュニケーション能力が高い人材は、どこへ行っても愛され、また重宝されます。

基本的なパソコンスキルがある

パソコン、女性の手

行政の仕組みも次々とデジタル化が推進されています。

今や、多くの企業では基本的なパソコンスキルを備えていなければスムーズに業務をこなせません。

現代の若者は、生まれた時からパソコンやインターネットが身近にあった、いわゆるデジタルネイティブと呼ばれる世代。

なのでまず心配はないと思われますが、もちろん、中には不得手な方もいるでしょう。

もしもパソコンがとても苦手で、仕事で扱うには不安があるなら、前もって勉強しておくに越したことはありません。

転職先では即戦力が求められる

社内

転職を成功させたいのであれば、前の職業と同じ業界を狙うことも1つの手段だと言えるでしょう。

なぜなら、先に触れた通り、企業は転職希望者に即戦力として働くことを求めているからです。

確かに、「未経験可」の求人情報も探せばたくさん見つかります。

ただし、経験を問わない求人が最も充実しているのは20代前半。そこをピークに、年齢が上がるにつれて少なくなっていくのです。

社会人としてのマナーを十分に備えていて、仕事を教えるのにも新人ほど手のかからない、入社してすぐに結果を出せる優秀な社員。

それこそが、企業側が転職者に対して抱く理想です。

業界が同じであれば、前職で身に付けた知識やスキルで活躍できる場面も多くあります。

少なくとも、右も左も分からずに戸惑うということはないはずです。

無料転職相談をして自分にぴったりの事務職を見つけましょう

中途採用で輝く女性とは?

採用担当者が「この転職希望者は他とは違う」と思う女性には、いくつかの傾向や特徴があります。

ネガティブでやる気の見えない、元気のない求職者は論外。若い求職者のほとんどは前向きで溌剌としているに違いありません。

ただ、その中でも、どんな人が特に印象に残りがちなのか気になる所です。

ここからは中途採用で輝く女性の特徴についてご紹介します。

必要とされるスキルが身に付いている

転職を希望する業界で必要とされる基本的なスキルがすでに身に付いている人は、中途採用で大いに歓迎されます。

教育の手間が省けるだけでなく、入社してすぐに良い成績を上げてもらえるかもしれない、と企業側が期待するからです。

未経験の職種に挑戦するよりも、前職と同じ業界にある別の会社に転職する方が、早い段階から活躍できる可能性があります。

何事も学ぶ姿勢を持っている

「未経験可」の求人情報で前職とは違う業界に転職したとしても、初めてだから分からない、と開き直っていては呆れられてしまいます。

中途採用で輝く女性の多くは、自ら進んで学ぶ姿勢を持っているもの。

どこが分からないか、何をすれば良いかを、臆することなく指導担当者に尋ねます。

またそうする中で先輩社員たちとたくさんコミュニケーションを取り、転職先の企業に溶け込んでいくのです。

転職先の社風を理解しようとする

どんな企業にも特有の会社風土があります。

それが良いものであれ悪いものであれ、社風はそこに勤める社員たちの働き方に大いに影響しています。

気に入らないからといってそれに馴染もうとしないのでは、和を乱す存在だとすら思われかねません。

中途採用で輝く女性は、転職先の社風を進んで理解しようと努めます

「郷に入っては郷に従え」という言葉もあります。前の会社の常識を引きずることなく、新しい環境を受け入れる姿勢が必要でしょう。

中途採用の選考で重視されること

実際の中途採用の選考において、採用担当者は何を重視しているのでしょうか。

業界によって職種によって、重視するポイントは様々です。

旺盛なチャレンジ精神があることを良しとする場合もあれば、決まった業務を素早くこなす能力の高さが重んじられる場合もあるでしょう。

しかしそれらの美点も、転職希望者として最低限の基準に達していてこそ輝くもの。

ここでは、採用選考において重視される基礎的なことを2点ご紹介します。

転職理由や志望動機が明確であること

採用担当者は、転職希望者の話し方や姿勢をよく見ています。そして当然、話す内容にも注意を払っています。

たとえば採用担当者になぜ前の会社を辞めたのかと理由を聞かれたとき、何となくです、などと答えていては論外。

たとえそれが真実であったとしても悪い印象を与えるでしょう。

転職先もまた何となくで選んだ、今一つやる気のない若者ではないかと思われても仕方がありません。

転職理由や志望動機は、納得感のある明確な説明ができること。これに尽きます。

話す内容に一貫性があること

話す内容に一貫性がないと採用担当者の顰蹙を買います。

自分に自信のないタイプなのかな、と思われる程度ならまだマシです。

はっきりとした意見を持たない、相手によって態度を変える信頼の置けない人物だ、とさえ思われてしまうかもしれません。

考え方が相手と違うなら、私はこう思います、と恐れず主張するのが得策。

口が上手くて八方美人だと評価されることは、中途採用の選考では望ましくありません。

中途採用の選考で好印象な女性の特徴

女性、2人、オフィス

企業の採用担当者たちに「この人はとても素敵だな」「この人と一緒に働いてみたいな」と思わせた女性たちがいます。

スキルや実績の有無とは関係なく、人間的な魅力を感じさせることで、素直に好ましいという印象を与えた人たちです。

中途採用の選考で特に好印象だったそんな女性たちには、いったいどんな特徴や傾向があるのでしょうか。

以下の項目では、それらの特徴や傾向の中でも特に顕著だった2点に触れることにします。

本音を話してくれる

女性、面接

何が本音か、本当の所は本人にしか分かりません。

ただ、話し方や態度によって、「この人は本音で正直に話してくれている」と感じさせることはできます。

話の内容も肝心です。たとえば、転職を希望する企業に目立って悪い点・改善すべき点があったとします。

もしも中途採用の選考の際、その話題に触れる機会が巡ってきたとしたらどうでしょうか。

適当な相槌を打って曖昧に流すよりも、良くないと思っていることをハッキリ伝える方が賢明です。

これは極端な例ですが、そんな裏表のないスタンスでいることによって、信頼に値する人物だという印象を相手に与えられます。

業界・企業をしっかり研究している

女性、調査

誰だって、自分の事を積極的に知ろうとしてくれる相手には良い印象を持つものです。採用担当者もまたその例に漏れません。

転職希望者が業界に深く精通していること、また会社についてよく勉強していることを、採用担当者は歓迎します。

強い意欲がなければ業界や企業の研究などしない、つまりこの人は会社を共により良くしていく意思のある人だ、と考えるのです。

前もって業界や企業のことを学んでおけば、就職を果たした後、その知識が役立つ場面も出て来るでしょう。

悩んだ時は転職エージェントに相談してみよう

女性、エージェント

ここまで述べてきたことの多くは、どんな企業への転職にあたっても必要となる考え方や姿勢がほとんどでした。

しかし、実際に転職希望者が相手にしなければならないのは特定の企業。固有の風土があり、求める人材にも違いがあります。

どんなスタンスで選考にのぞめば良いか悩んだら、転職エージェントに相談することも1つの手段です。

業界に精通したエージェントたちなら、より望ましい転職活動の進め方を教えてくれるでしょう。

まとめ

今回は、転職で求められる人材や、中途採用で輝く女性の特徴について紹介しました。

1つ言えることは、ここまで述べてきた内容の多くは、どんな企業への転職にあたっても必要となるものばかりだったということです。

希望する会社への転職を果たすには、業界や企業に関する個別のアドバイスが欠かせません。

転職エージェントに相談することで、それらの情報を得ることから始めてみてはいかがでしょうか。