ファッション紙で身近で親近感のあるモデルとして紙面を飾るのが読者モデルです。
読者モデルの存在や大まかな仕事内容を知っている方は多いと思います。
今回は読者モデルを目指している方や興味がある方向けに、年代別の募集傾向やオーディションを突破するために知っておいてほしいことなどをご紹介します。
Contents
読者モデルとは?
専属モデルと読者モデルの違い
専属モデルはモデルのお仕事を本職として、そのお仕事で生計を立てている人のことを指します。基本的に契約している以外の雑誌に載ることはありません。
対して読者モデルは、雑誌の読者の中から選ばれたモデルです。
ほとんどの読者モデルは学生をしながら、もしくは働きながら読者モデルのお仕事をしています。
また、専属モデルには企業スポンサーが付くため、その分読者モデルよりも影響力が大きくなります。
なぜ読者モデルが必要なの?
なぜ専属モデルだけでなく読者モデルが必要なのでしょうか。
それは、雑誌や紹介しているファッションに親近感を持ってもらうためです。
スタイルが良い専属モデルが流行りの服を着こなしている写真は読者の目にはとても魅力的に映ります。
しかし「スタイルが良くて綺麗なモデルだから着こなせるんでしょ」と思われてしまうこともあります。そんな時に読者モデルの出番です。
先ほどもご紹介しましたが、読者モデルはあくまで一般の人です。
読者モデルが紙面に載ることで「身近にいる人が着こなしているコーディネートなら自分も着こなせるかも」「自分も挑戦してみよう」と読者に思ってもらうことができるのです。
読者モデルの私服着まわし特集を雑誌で見たことがある方も多いと思います。
読者モデルと読者では持っている服の価格帯も似ているため、参考になる部分も多いのです。
読者モデル出身の有名人も多数
読者モデルはスポンサーがつくわけでもなく、紙面の登場回数も多くはないことがほとんどです。
そのため、専属モデルに比べるとどうしても収入面で劣りがちです。特に始めたばかりの頃はまとまった収入が得られないこともあるでしょう。
しかし、モデルやタレントとして活躍している芸能人の中には読者モデルとしてキャリアを積んできた人もたくさんいます。
抜群のプロポーションを持つ叶恭子さんは読者モデルの先駆け的な存在でしたし、ドラマやテレビCMでも大活躍の新垣結衣さんも読者モデル出身です。
このように読者モデルから有名になった女性は芸能界に数多く存在しています。
読者モデルの仕事
読者モデルのお仕事は撮影がほとんどです。
雑誌に掲載するコーディネートを着て撮影したり、時には自分の私服を使って着まわしなどを考えたりします。
洋服だけではなく、メイクやスキンケア企画の撮影も行います。
ファッションモデルと聞いていてイメージするお仕事内容通りと考えて問題ないでしょう。
応募から合格までのオーディションの流れ
読者モデルとして活動するには、まずはオーディションに合格しなくてはいけません。オーディションへの応募方法や選考の流れを説明します。
1.応募する
読者モデルの募集がある場合は、紙面や雑誌の公式HPで告知があります。
不定期で募集がかかる場合と通年募集している場合があるので、気になる方はチェックしてみてください。
その雑誌の雰囲気に合っているのかが重視されるので、闇雲にいくつも応募するよりも自分が好きで読んでいる雑誌や私服の系統が似ている雑誌に応募するのが良いでしょう。
2.書類選考
まずは応募書類の審査が行われます。
氏名、年齢、身長、体重、スリーサイズ、志望動機、自己PR、全身写真、バストアップ写真を送って応募することがほとんどで、この書類をもとに、雑誌の編集部で読者モデルの選考を行います。
気になる倍率ですが、募集人数や応募人数によって倍率は異なるので倍率がどのくらいかはその時によって異なります。
読者モデルはあくまで身近にいる読者代表という立ち位置なので、顔やスタイルの良さよりも雑誌の雰囲気に合っているかが重視されることが多いようです。
3.面接
書類選考に合格した方は面接審査に進みます。
個人面接ではなく集団面接であることが多いので、いかに面接官の印象に残るかということが重要になります。
志望理由や憧れるモデル像、自分の長所と短所など応募書類に基づいた質問が多いようです。
どのような質問をされるのか全て当てることはできませんが、想定できる基本的な質問はあらかじめ答えを準備しておくと良いでしょう。
当日は緊張しすぎずに、リラックスして臨みましょう。
要チェック!選考を通過するために大切なこととは…
選考を通過するためには絶対におさえておくべきポイントがいくつかあります。
先ほどはざっくりと選考の流れを見ましたが、今度はそれぞれの選考を通過するためのポイントを詳しくご紹介します。
書類選考
氏名、年齢、身長、体重、スリーサイズ、志望動機、自己PR、全身写真、バストアップ写真などを雑誌の編集部が審査するのが読者モデルの書類選考です。
ここで最も大切になるのが写真です。
紙面で活躍するモデルは、写真に撮られた時にどう見えるかがかなり重視されます。ですので、写真はぜひこだわって撮影してくださいね。
胸より上を撮影するバストアップ写真では、ナチュラルメイクで自然な表情の写真を用意してください。
全身写真はゆったりとしたシルエットの服を避けてスタイルのわかりやすい写真を用意しましょう。
たくさんの応募者の中から選考に合格するためには自分の個性をアピールすることが大切になります。
しかし目立ちたいからといって規定を無視した写真を送ってしまうと、不合格につながってしまいます。
ルールを守った上で個性をアピールできるように工夫してみてくださいね。
また、自己PRや志望動機は分かりやすく簡潔に記入しましょう。家族や友人に自分が書いたものを添削してもらうのも良いかもしれません。
面接
面接では第一印象が命といっても過言ではありません。
第一印象で良いイメージをもってもらうためには、自分の立ち姿や表情を練習してみるのが良いでしょう。
面接の時は審査員の目を見て話すことを意識してください。
自分を取り繕ったりその場だけの回答をするのではなく、自分の意見や考えを自分の言葉で伝えることが大切です。
発信力も審査材料?
SNSが普及したことで、TwitterやInstagram、YouTubeなどで自分の好きなことや得意なことを気軽に発信できるようになりました。
実は読者モデルにも発信力が求められており、提出する書類にSNSのアカウントを記載する場合も多くなっています。
この発信力の中には、自分の得意分野や興味のあることを分析する力、正しい情報を取捨選択できる力、ユニークな発想ができる力などが含まれます。
発信するものはなんでも構いません。
洋服のコーディネート、スキンケア、メイク、ダイエット、気に入っているお店など自分の好きなことを発信していくことが大切です。
ファッションショーモデルの選定でも発信力は採用条件の一つになっているくらい、モデル活動に必要なスキルになっています。
一朝一夕でできるものではありませんが、読者モデルを目指すならぜひチャレンジしてみましょう。
もうすでに取り組んでいるという方は、ぜひ自己PRで活動のことをアピールしてみてください。
どのような読者モデルを募集しているの?年齢ごとの募集傾向を解説
読者モデルと一口に言っても、20代と30代では求められるものが異なります。どのようなモデルが求められているのか、年代別にご紹介します。
20代の募集傾向
大学生〜20代をターゲットにした雑誌では、20代の読者モデルの募集がかかることが多いようです。
ガーリー系が得意なrayや上品でフェミニンなスタイルを提案するCanCam、おフェロメイクで一躍有名になったarなどが20代の読者モデルを募集する傾向にあります。
応募条件としては、18歳以上であること、おしゃれやコスメに興味があること、都内での撮影に参加可能であることなどが多く見られました。
30代の募集傾向
30代モデルにはファッションへの興味はもちろん、衣食住の生活力がしっかりしていることが求められる場合が多くなっています。
料理や掃除テクニックなどの生活スキルが高い方は活躍の幅が広くなりそうですね。
加えて、30代だからこそSNSでの発信力が求められています。
ファッションのお手本やメイクのお手本というよりも、生活のお手本となるような女性が読者モデルとして求められています。
「もう若くないからモデルは難しいかも」と諦めずに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は読者モデルのオーディションにの流れやオーディションに通過するための選考のポイント、年代別の募集傾向などを解説してきました。
人に見られる職業のモデル業は大変な部分もたくさんありますが、何より普段何気なく眺めている雑誌に自分がモデルとして載るということは大きな達成感ややりがいに繋がるものです。
少しでもやってみようかなと思った方は、今回ご紹介したことを参考にしてぜひチャレンジしてみてくださいね。
転職成功への近道は自分にあった転職サイトを見つけること!
転職サイトはそれぞれ特徴や強みが異なります。
そのため、転職成功には自分の目的や希望職種にあった転職サイトを見つけなければなりません。
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「エージェント型」と「サイト(求人広告)型」を使い分ける
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