女性の方で憧れを持つ方も少なくない「カフェでのバイト」。
その仕事内容はどのようなものかご存じでしょうか。
ざっくりとイメージはできていても、細かい部分までは知らない方が多いのが現状です。
華やかそうに見えるカフェのバイトですが、実は結構ハードワーク。
今回はカフェバイトの仕事内容やカフェバイトの評判をチェックしていきましょう。
また、求人でチャックすべき項目や面接対策などについても紹介していきます。
Contents
カフェバイトの仕事はフロアスタッフがメイン
一見華やかに見えるカフェのバイト。
実際の仕事は、主にフロアスタッフの仕事がメインになります。
セルフのカフェでない場合は、席を案内し、おしぼりやお冷を出したり、オーダーを聞いたりします。
そして、飲み物や食べ物を運び、お会計。
その後お客さんが退席したら、テーブルの片付けまで行うのが一連の流れです。
セルフのカフェの場合、配膳業務はありません。
その代わりに軽食を作る役割もアルバイトスタッフの仕事として任せられることがあります。
軽食の種類が多いカフェでは、募集時点で具体的に職種を指定していることもあります。
- キッチンスタッフ
- 調理スタッフ
- ホールスタッフ
上記のように分けられていることがあるため、自分が得意なことややりたいことを選択できるでしょう。
カフェバイトに応募するときの注意点4つ
ここからは、カフェのバイトに応募するために電話をかける際の注意点を紹介していきます。
- 電話のかけ方
- 電話をかける時間帯
- 電話時の注意点
- メモを取ること
カフェでバイトしたい、興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。
応募時の電話のかけ方
応募したいカフェに電話をする際は、事前に準備をしておくことが必要です。
質問があれば、スムーズに聞けるように頭の中を整理しておきましょう。
行き当たりばったりの電話では、面接以前のこの段階で断られてしまう可能性も十分に考えられます。
応募する時点で、ある程度の緊張感を持ってください。
電話をかける際のマナーとして、どこの媒体を見てアルバイトに応募したかをきちんと伝えるのも大切です。
また「時間はよろしいでしょか?」などといった、お店側に配慮のある言い方をすると好印象です。
電話に出るのはアルバイトの方かもしれないので、可能なら店長に代わってもらうようにしましょう。
仮に店長が不在だった場合、後日改めて電話をするか、相手方から電話をもらうことになります。
折り返し電話を頂く場合は、自分が確実に着信に気付ける電話番号を伝えておくことも大切です。
応募時の電話をかける時間帯
カフェは朝がピークで忙しい傾向にあります。
そのため、朝の時間帯に電話をかけるのは避けましょう。
また、お昼時も軽食を食べにくるお客さんが多いので避けるべき時間帯といえます。
夕方の時間帯であれば、ピークも過ぎ、それほどお客さんの入りも多くありません。
比較的落ち着いている時間帯なので、夕方頃を意識するといいでしょう。
とはいえ、カフェによってピーク時は差異があります。
可能であれば、直接現地の様子を見に行ってみるのも1つの手だといえるでしょう。
電話をする際には明るくハキハキと
実際に電話でお話をする際、明るくハキハキ話すことを意識しましょう。
電話は相手の顔が見えません。その分、声のトーンで相手を判断するしかなくなってしまいます。
裏を返せば、ハキハキ明るく話していれば相手から「この人は明るいし、接客に向いているかも」と思ってもらえる可能性が高くなるのです。
また、自分の言いたいことや質問などを忘れずスムーズに聞けるように最初にメモに書き留めておきましょう。
質問のし忘れを避け、聞きそびれたと後悔することもなくなります。
そして、電話中に聞いた大事なことはメモを取るようにしましょう。
面接の日程や持ち物はもちろん、「重要だな」と感じたことは即座にメモを取れるようにしておいてください。
カフェバイトに応募する際の履歴書の書き方3つ
面接の日取りが決まったら、履歴書を用意しなければなりません。
採用担当の方は、あなたのことを全く知らない状況で面接をします。つまり履歴書は「あなた自身の顔」です。
初対面の状況で、応募者の事を知るきっかけになるのが履歴書。
非常に大切なので、ポイントをおさえておきましょう。
丁寧な字で書く
当然のことですが、履歴書を書く際には字を丁寧に書きましょう。
「自分は字が汚い」という方でも、字を「丁寧に書く」意識があるのとないのとでは、全くもって印象が違います。
例えば、字と字の間隔をきちんとバランスよく書けているかという点。
文中に間隔が詰まっている部分が目立つかと思えば、突然広い間隔があれば、見た目は美しくありません。
非常にアンバランスな、読みづらく印象の悪い履歴書になってしまいます。
丁寧な字を書くことを意識し、1文字ずつしっかりと記載していきましょう。
黒ボールペンで書く
履歴書は青のボールペンやシャープペンシルで書くことはできません。黒のボールペンを使用してください。
初めて履歴書を書く方は、まず下書きとしてシャーペンを使って書きましょう。
一通り書き終えたらその上から黒のボールペンでなぞって書き、最後に消しゴムでシャーペンの字を消すという方法があります。
履歴書を汚さない
履歴書を書いていて、誤字をしてしまった時に修正ペンや修正テープを使わないようにしましょう。
最初から書き直してください。
面倒に感じてしまいますが、下書きからはじめることをおすすめします。
カフェバイトに応募する際の志望動機の書き方3つ
次に紹介するのは、カフェのアルバイトに応募する際に大事な「志望動機」の書き方。
これは先ほどお伝えした履歴書と関係の深い部分ですから、しっかりとチェックしておきましょう。
履歴書とは別に、カフェに応募したい志望動機という紙を別紙で作成してもいいかもしれません。
カフェでバイトをしたいことを正直に書くべき?
カフェでバイトがしたい理由として、不明瞭な動機が挙げられる場合があります。
「彼氏彼女が欲しい」、「家から近いから」、「なんとなくおしゃれっぽい」などです。
こういった明確な理由や志望動機がなければ、少し難しくなってきます。
ではどのような動機ならば受かるのでしょうか。
もちろん、自身がカフェ好きで「おしゃれなカフェで働きたい」という志望動機は間違いではありません。
しかし、それだけだと決め手に欠けます。
採用担当の方に「あの志望動機は印象に残ったな」と思わせることが大切です。
とにかく自分がどうして「カフェが好きなのか」考える
今回は、カフェが好きであることを前提に志望動機を組み立ててみましょう。
まず考えたいのが、「自分はどうしてカフェが好きなのか?」ということを考えてみること。
例えば、あなたはカフェをどのように利用しているでしょうか。
- 落ち着いた空間で本を読んでいる
- 友人とわいわい楽しく話している
- とにかくコーヒーが好きで飲み比べをしている
- 将来カフェを開きたいという夢がある
- 勉強やパソコンでレポートを作成する
冷静に考えてみると、色々浮かんでくるはずです。
それが、あなたの志望動機に繋がります。
あとは、上手く言語化していきましょう。
例えば「自分にとって絶品なコーヒーを提供するカフェで、このコーヒーをもっと多くの人に楽しんでもらいたい」などを根拠として構成できるでしょう。
カフェに何度も通って考えてみる
受けようとしているカフェにはまず、お客さんとして行くことをおすすめします。
お店の雰囲気や店員はもちろん、「どのような接客をしているのか?」、「どのようなメニューを提供しているのか?」などまで注目しましょう。
実際にカフェに足を運ぶことで、面接時に役立つ何かに気が付ける可能性は高くなります。
もちろん、志望動機を組み立てるときの根拠探しにも役立ちます。
また、面接ではしばしば「当店を利用したことはありますか?」という質問をされます。
この質問への準備として、利用した時の感覚をメモにとり、頭の中にインプットしておくと良いでしょう。
カフェバイトから正社員は目指せる?
カフェでアルバイトとして働いていて、数年後に社員になったという話を耳にしたことがある方は多いかもしれません。
「社員になりたい」という強い気持ちを持っている方は、その思いを面接時に伝えてもいいかもしれません。
「それだけやる気があるんだ」と認めてもらえる可能性が十分に考えられます。
魅力的なカフェでの仕事
今回の記事では、カフェでのアルバイトの仕事内容や履歴書の書き方や志望動機の考え方などをお伝えしてきました。
カフェのバイトに本気で取り組みたい方は、志望動機もすぐに思いつくはずです。
あとは、その動機を面接時に上手く伝えられるように準備することが重要になります。
簡単にでいいので、面接の練習やイメージトレーニングをしてみると良いかもしれません。
面接は緊張するものですが、自分に自信を持って取り組めば、難しいことはありません。
魅力的なカフェで働いて、自分にもお店にも自信を持てるような人を目指していきましょう。