新しい勤務先として、アパレルでのバイトを検討している女性も多いのではないでしょうか。
アパレルでのバイトはおしゃれな服を着て、接客の楽しさを感じられる人気の仕事です。
しかし、おしゃれなイメージとは異なり、それなりに厳しい面がある仕事でもあります。
この記事では、アパレルのバイトの求人情報を徹底調査し、時給相場や働くメリットなどをわかりやすく紹介していきます。
また、面接対策や見落としがちな注意点も解説します。
働き始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、アパレルのバイトのリアルを1つずつ理解していきましょう。
Contents
アパレルでのバイトの時給相場
アパレルでのバイトは900〜1,500円ほどが時給の相場です。
地域によって相場が異なる点はほかの業界や業種と変わりありません。
それに加えて、ブランドごとに差がある点はアパレル業界の特徴といえます。
また、昇給制度やインセンティブ制を設けていることが、900〜1,500円と相場の幅を大きくしている理由の1つです。
販売員として売上に貢献していれば、時給そのものを見直す、一時的な報酬を出すといった取り組みをしているブランドも珍しくありません。
同じアパレルでのバイトでも時給に違いが生まれています。
アパレルでのバイトで稼ぐためのポイント
アパレルでのバイトでしっかりと稼ぐためのポイントは、昇給する条件を事前に把握しておくことです。
インセンティブ制が設けられているため、アパレルでのバイトでも稼げるイメージをもつ方も少なくありません。
しかし、売上の達成は客足など諸条件にも影響を受けるため、時給自体を上げてもらえるような対策を考えたほうが無難といえます。
アパレルでバイトをするメリットとは?
アパレルでバイトをするメリットはさまざま。
売上を目指し、人に与える印象を意識する癖がつくことで、販売としての能力が自然と成長していくでしょう。
実際に働いた方の多くは、特に3つのキーワードをあげています。
- 流行
- センス
- コミュニケーション
上記3つのキーワードについて、簡単にチェックしていきましょう。
トレンドや流行に敏感になる
アパレルでバイトをする1つ目のメリットが、トレンドや流行に敏感になるというものです。
ブランドによってターゲットと想定するユーザーは異なりますが、人気のアイテムやカラーはトレンドに左右されます。
また、多くの人から好感をもたれるようなコーディネートを接客を通じて想定するでしょう。
そのことで、トレンドや流行に疎いユーザーの顧客満足度に繋がることも珍しくありません。
美的センスが良くなる
美的センスが良くなることも、アパレル業界でバイトをすることで得られるメリットの1つです。
ユーザーのニーズを理解するだけでなく、モデルとしてブランドのイメージアップをおこなうことも販売の大切な仕事です。
常に人にどのような印象を与えるかをイメージするため、自然と美的センスも成長していきます。
コミュニケーション能力が身につく
アパレルでバイトをする3つ目のメリットが、コミュニケーション能力が身につくことです。
アパレルは、接する人の幅が非常に広いです。
お得意様だけでなく、新規のお客様にも対応しなければなりません。
アパレル業界ではコミュニケーションが必須。
顧客の話を聞き、ニーズを理解するための大きな武器として活かせます。
アパレルのバイトで使える3つの面接対策
ここからは、アパレルでのバイトで使える面接対策を3つ紹介していきます。
アパレルではブランドによってアプローチの仕方が異なるという特徴がありますが、面接で明るい印象を与えられるように努めましょう。
志望動機にブランドの特徴を盛り込む
アパレルの面接対策で使える1つ目のポイントが、志望動機にブランドごとで異なる特徴を盛り込むこと。
華やかでおしゃれなイメージのあるアパレル業界ですが、ユーザーのニーズにあわせた取り組みをしています。
当然、企業ごとに異なった特徴をもっているのです。
そして、志望するアパレルの特徴を志望動機に盛り込むことが大切です。
数ある面接でも志望動機は間違いなく確認される項目です。
事前にまとめておき「御社の特徴を理解している」ことをさりげなくアピールしましょう。
これまでの接客経験を正直に伝える
これまでの接客経験を正直に伝えることも、アパレル面接対策の1つです。
ついつい見栄をはってしまう方も、これまでの接客経験について正直に伝えましょう。
面接ではネガティブな発言をすること自体、かなりの勇気が必要。
それでも、初心者を歓迎している会社であれば事前に不安なことを解消するための良いきっかけにできます。
清潔感を連想させる服装・髪形でのぞむ
ある種当然のことですが、アパレルのバイト面接対策として重要なのが、清潔感を連想させる髪形・服装でのぞむことです。
初対面の場では面接官に気に入られることも重要ですが、志望するブランドで全身コーディネートするような対策は不要です。
面接官に過剰と感じられてしまうリスクがあります。
まずは誰からも好感をもたれるような明るくきれいな服装・髪形でのぞむことを意識しましょう。
事前に把握しておくべきアパレルのバイトの注意点
最後にアパレルでバイトとして働く際の注意点をチェックしていきましょう。
販売員は目標として決められた売上を達成するために、接客をすることが主な業務です。
ブランドの服に身を包み、つまりはモデルとしての役割も任されているといえます。
オフィスでの仕事に比べて人から見られているという意識に大きな違いがあるということです。
基本的に体力勝負
繁忙期やセール時期などのタイミングによって異なりますが、アパレルでのバイトは基本的に体力勝負です。
接客をしながら、商品を陳列するといった作業もしなければなりません。
体が慣れるまでは忙しいと感じられるでしょう。
また、オフィスでの仕事とは違い、任される仕事のほとんどが立ち仕事。
販売の助けを求めているお客様がいないかに気を配りながら、アイテムを陳列しなければなりません。
自社ブランドの服を身につけなればならない
アパレルでバイトをする際の2つ目の注意点が、自社ブランドの服を身につけなればならないことです。
店舗を訪れる多くの人は、アイテム選びの際に身につけた状態の服を確認したいと思っています。
店員が自社ブランドのアイテムを身につけることで、展開しているアイテムをアピールしていることが非常に多いです。
ここで注意しなければならないのが、自腹で買わなければならないケースも珍しくないということ。
服にかけるお金が必然的に増えてしまうでしょう。
ノルマを達成するプレッシャーがある
ノルマを達成するプレッシャーがあるという点も、事前に確認しておきたい注意点です。
アパレル業界では年間の目標となる売上から各月の売上を逆算し、日々の進捗を把握しています。
ノルマの定義はさまざまですが、販売員1人1人の売上を明確にしているブランドも少なくありません。
プレッシャーに弱い方は事前にノルマを達成できなかった場合の対処についても確認しておきましょう。
とはいえ、ノルマを目標と考えられればモチベーションを保つ要素にできるかもしれませんね。
まとめ
アパレルでのバイトはおしゃれな服を着て、接客の楽しさを感じられる人気の仕事です。
地域やブランドで違いがありますが、時給相場は900〜1,500円。
美的感覚やコミュニケーション能力などのスキルを育てられる環境です。
おしゃれが好きな方、流行の最先端で仕事をしたいという方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。