昨今では「留学経験」を持つ転職者も珍しくはありません。

もはや“ありふれた経験”といえる留学経験は転職の自己PRには使えないと諦めていませんか?

そんなあなたに留学経験を「強み」として最大限にアピールする方法をご紹介します。

好印象を与えるエントリーシートの書き方も例文付きでわかりやすく解説しましょう。

留学経験を最大限アピールする方法

空港で佇む女性

アメリカやオーストラリアなど海外へ留学する日本人留学生の数は年々増加しています。

1年間の留学総人数は10万人を超えるなど「海外留学」もだいぶ身近になりました。

そんな留学経験者なら貴重な経験を転職のアピールに使いたいと誰もが思うはずです。

しかし、経験者も多いことから「海外へ留学しました」だけでは企業も魅力を感じません。

では企業も認めるような魅力的な“経験”にするには一体どうすれば良いのでしょうか?

あなたの留学経験を最大限にアピールする方法を見ていきましょう。

留学経験の書き方は

留学経験をアピールしたい人の悩みの1つがエントリーシート(EC)の書き方です。

エントリーシートは実際に話すよりもエピソードのニュアンスが伝わり難いといえます。

つまり採用担当者が理解しやすいようにエピソードを組み立てることが大切です。

エントリーシートの留学経験の書き方を詳しく説明していきましょう。

アピールポイントは何かを考えよう

悩むビジネスウーマン

アピールポイントがわからないまま書き進めてもまとまりのない文章にしかなりません。

それでは読んだ人にも「何が言いたいのかわからない」と思われることでしょう。

まずは留学経験のアピールポイントとは「何か」について考えてみる必要があります。

その「何か」とは当然、普段の生活では得られないことのはずです。

海外へと留学することで得られた「何か」があなたのアピールポイントになります。

そこで自分が留学することを決意した‟理由”とは何だったのかを思い出してみましょう。

「留学の目的」がはっきりすればあなたのアピールポイントもおのずと見えてきます。

具体的なエピソードを書こう

コーヒーと白紙とペン

まず「留学の目的」がはっきりしないエントリーシートでは読み手の‟印象”に残りません。

他にも留学経験を持つ応募者がいた場合、あなたとの区別がつかないこともあるのです。

面接でのアピール以前に採用担当者の印象にすら残らなければ本末転倒といえます。

読み手に印象付けるには「あなたらしい」エントリーシートに仕上げなくてはいけません。

それには海外に滞在してた時の‟具体的なエピソード”をく書くのが一番です。

あなたらしさが伝わるエントリーシートで採用担当者にインパクトを与えましょう。

自己PRで有効な留学経験の伝え方

留学経験の自己PRは伝え方によって評価されないものと“有効”なものがあります。

ではどのようにすれば転職で有効なアピールとなるのでしょうか?

自己PRで有効な留学経験の伝え方について解説していきましょう。

留学を決めた理由を説明しよう

 

まずは目的意識を持って海外留学したことを採用担当者にアピールしましょう。

「アピールポイントとは何か」でも伝えたように誰にでも留学を決めた「理由」があるはずです。

採用担当者にどのような経緯で留学を決めたのか、その「きっかけ」から説明します。

時間が経っている場合は理由がよく思い出せないこともあるかもしれません。

そのときは写真や日記など留学当時の物を手にとって振り返ってみましょう。

また知人や家族など当時のことを知る人に直接聞いてみる方法もあります。

あなたが留学したきっかけを思い出す手助けになるはずです。

もちろん「友達も留学するから」や「成績や評価にプラスになるから」はNGになります。

留学中に得たものをアピールしよう

海外の大学の様子

目的を持って留学した経緯を伝えたら、今度は留学中に「得たもの」をアピールします。

このとき「得たもの」とはあなたが留学中に感じた困難をどう乗り越えたかです。

あなたが交換留学だったなら受け入れ先の学校での困難な出来事を振り返ってみましょう。

もちろん滞在先の日常生活から感じた困難なこともアピールとして有効です。

「得たもの」の考え方の流れを以下でまとめてみます。

 

・留学中にあなたが感じた困難

・その困難にどう対応したのか

・対応した結果

 

この考え方でまとめれば「得たもの」を具体的にアピールできるでしょう。

留学経験を通して成長したこと

成長する芽

あなたが留学中に遭遇した困難をどのように解決したのか。

ここまでの考えがまとまったら留学経験を通して「成長したこと」も伝えられるでしょう。

留学する前と比べて変化したことや成長したと思うことはありませんか?

困難へのアプローチから学び成長したことはあなただけの「強み」です。

自信を持ってあなたの強みを採用担当者にアピールしましょう。

留学経験をどう活かしていきたいか

採用担当者は留学経験を「どう活かしていきたい」か、あなたの考えに注目します。

つまり転職で‟有効なアピール”にするには入社後のビジョンまで伝えることが大切なのです。

あなたが経験から学んだことを仕事でどう活かすか、またどんな貢献ができるかを考えてください。

ここで入社後にあなたが「できること」、将来的に「何がしたい」のかなどをハッキリさせます。

将来の抱負までをハッキリと伝えることで採用担当者も好印象を抱くでしょう。

 

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留学経験で好印象を与える例文

留学経験の有効なアピール方法を学んだ後は好印象を与える例文づくりです。

下記で具体的な例文をご紹介しましょう。

コミュニケーション能力をアピールする例文

図書館で会話する男女

私の強みは留学経験から得たコミュニケーション能力です。

ある英文エッセイコンテストに参加したことが留学の決め手になりました。

他の参加者の発表を見て自分は表面的なもので満足していたことに気付いたのです。

その時もっと深く理解したうえで英語を使いたい私は思いました。

留学先では自信があったはずの英語が通じない時がとても悔しかしかったです。

しかし諦めずジェスチャーも加えながら積極的に多くの人との対話を続けました。

すると現地の人が笑いながらニュアンスが違うことを教えてくれました。

私は言葉の意味だけではなくその成り立ちにも注目して勉強するようになりました。

留学期間が終わる頃にはジョークでアメリカの友人を笑わせることにも成功しています。

この経験からコミュニケーションでも相手の背景を考慮することが大事だと学びました。

採用されましたら私の力を活かして顧客満足度の高いサービスで貴社に貢献したいと思います。

問題解決力をアピールする例文

対話する二人の女性

私にはどんなに対立している意見でもまとめ、問題を解決へと導く自信があります。

それは私が大学時代に留学していた経験によるものです。

留学を決めたのは交換留学生が先生に堂々と自己主張する姿に感動したからでした。

自分をしっかりと持ち意見をはっきり言える彼女のようになりたいと私は思ったのです。

留学先の大学では学ぶことへの意識が強く、意見交換の討論やサークル活動も盛んでした。

日常的な英会話なら自信がありましたが環境や国際的な話にはついていけず悔しかったです。

そこでまずは同様の仲間を集め独自の勉強会を始めました。

しかし、どんな議題でも対立すると話は平行線になりやすく決着がつきません。

そこで極論を避けつつ相手のバックグラウンドも考慮するようにしました。

すると議題もスムーズに進行し調整力の大切さを実感しました。

留学経験で培った調整力とコミュニケーション能力には自信があります。

海外視野を持つ貴社でなら私の経験を活かし即戦力として貢献できます。

志望度の高さをアピールする例文

山を登る人

私には向上心と壁にぶつかっても積極的に挑戦する行動力があります。

もともと好奇心が強く異文化にも興味があることから海外旅行も好きです。

しかし大学生の時に交換留学のプログラムに応募したものの選考に落ちてしまいました。

そのまま諦める人が多い中、私は自主留学する決意をしたのです。

やはり金銭的には厳しいため現地でアルバイトをすることもありました。

英会話スキルが向上し広い視野で物事をとらえるようになり良い経験となっています。

この経験を活かし今後も向上心と行動力で課題に取り組むつもりです。

ゆくゆくは貴社を引っ張るような存在となって貢献したいと思います。

留学経験をアピールする時の注意すべきことは

留学経験のアピールも気をつけなければマイナスのアピールになります。

面接時のアピールで注意すべきことを以下で解説しましょう。

遊びに行っただけと思われないようにしよう

海外旅行する女性たち

転職面接で具体的な留学エピソードを話すのは採用担当者に有効なアピールです。

しかし、エピソードの「題材選び」にはくれぐれも注意してください。

たとえば現地の人気スポットに行った話や観光客に人気のレストランでの話などです。

これらのエピソードでは採用担当者に「遊びに行っただけ」と思われてしまうでしょう。

海外留学はあくまでも「学ぶ」ことが目的であることを忘れないでください。

中途半端な語学力では逆効果な場合も

黒板の英語

留学経験をアピールする時に注意してもらいたいのが「語学力」です。

グローバル社会では留学で身につけた語学力は確かに魅力的なアピールポイントといえます。

しかし、中途半端な語学力では逆効果な場合もあるため注意が必要です。

たとえば長期留学で日常生活レベルの英会話ができるようになったとアピールします。

それを聞いた採用担当者は「長期間住めば当たり前なのでは?」と思ってしまうのです。

また留学経験者のおよそ半数がTOEICで平均700点前後のスコアを出しています。

ビジネスシーンの英会話ともなればさらに800~900点のスコアレベルが求められるでしょう。

つまり転職面接で「語学力」をアピールするなら、それなりのスコアでなければ評価されません。

できるだけ多くの企業が基準にしているTOEIC700点以上を目安にアピールをしましょう。

留学経験が評価されない場合も

留学経験をアピールしたつもりが評価されない場合もあります。

それは採用担当者(企業)と転職者ではアピールポイントにズレがあるからです。

転職者がアピールポイントと勘違いしやすいものを以下で説明しましょう。

留学が短期間過ぎる

カレンダー

留学期間があまりにも短期間過ぎると評価されない場合があります。

採用担当者からすれば「そんな短期間の滞在で何ができるの?」と疑問に思うのでしょう。

また滞在期間が短いため留学中のエピソード自体も淡白な内容になりがちです。

かりに有意義に過ごせたとしても短期間ではやはり説得力に欠けるでしょう。

そのため海外留学でも「経験」としてカウントされず企業の評価も低くなってしまいます。

留学の期間関係なく内容が薄い

逆に長期間の海外留学だったなら採用担当者は評価してくれるのでしょうか?

残念ながら長期間の海外留学であっても「内容が薄い」と判断されれば評価されません。

採用担当者が知りたい内容とは留学経験を通して獲得したあなたの「強み」です。

つまり海外に留学した「経験」は時間では無く、そこで‟何を学んだのか”が評価ポイントなのです。

留学経験の強みの整理法をチェック

プロセスの整理

ここで留学経験の強みについてもう一度、確認しておきましょう。

強みの整理法をわかりやすくまとめてみます。

 

・留学中に困難が発生

・困難の原因を分析

・困難へのアプローチ

・アプローチによる成果

 

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留学を経験して「何を学んだか」が重要なことを意識しよう

女性,ひらめき,電球

自己PRでは課題を見つけて自分なりの工夫で乗り越えたエピソードを話します。

このとき採用担当者が注目するのは「アプローチの成果」の部分です。

問題の原因を見つけるのもアプローチするのも分析能力がいります。

アプローチの成果にはこの分析能力がはっきりと現れます。

つまりあなたが留学経験を通して「何を学んだか」が最も重要なのです。

転職相談は転職エージェントを活用しよう

転職エージェント,活用

留学経験の「強み」を理解したあなたなら、きっと素敵な自己PRができるでしょう。

それでも上手にアピールできるか面接への心配や不安は尽きないという人もいるかもしれません。

そんなときは転職についての専門家「転職エージェント」の力を借りてみてください。

大勢の転職活動に関わったエージェントなら誰よりも多くの対処法を知っています。

まとめ

勤務場所,チェック

ありきたりだと思っていた留学経験もアピール次第で効果的な自己PRになります。

しかし、海外への留学はあくまでも過去の経験の一部に過ぎません。

大切なのは学ぶ努力と、それを今後に活かそうとするあなたの姿勢なのです。

もし心配事や不安があるなら転職前に解消して気持ちよいスタートを切りましょう。

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