転職活動をしていると企業によっては体験入社ができる場合もあります。

企業によって体験入社の内容は様々ですが、実際の社内の雰囲気や業務内容を知ることができる絶好の機会です。

ただ参加するだけではもったいない機会ですが、注意点や給料が発生するのかなど疑問も多いものでしょう。

今回は体験入社で気をつけることやメリットなどを解説します。

転職者が体験入社で気をつけること

笑顔の女性

体験入社は転職を検討している企業について深く知ることのできる機会です。

この時、自分の興味関心のあることばかりに注目してしまうかもしれません。

しかしそれだけではそれ以外のポイントを見逃してしまいます。

入社する前に社風や実際に業務内容を確認できる絶好の機会に、見落としがあるのは避けたいものです。

体験入社をする際には、事前に体験入社の目的を明確にしてから望みましょう。

そして、自分が企業の様子を知ると同時に、企業側も転職者が本当に企業への適性があるかチェックしています。

体験入社の際の対応次第では選考結果に影響する可能性もあるのです。

そのことにも十分に注意して体験入社に臨みましょう。

転職者が体験入社時に確認すべきポイント

体験入社では企業の社風や業務内容など様々なことを知ることができます。

しかしたくさんのことを気にしていたら逆にチェック仕切れないかもしれません。

まずは体験入社時に確認すべきポイントを解説します。

業務内容

資料とコーヒー

まず確認したいのが業務内容です。

業務内容については募集要項や事前の説明でどのような業務かはある程度把握しているかもしれません。

しかし、説明を受けただけでは漠然としたイメージしか掴めないことも考えられます。

イメージだけをもって入社して、思っていた業務内容と違うということも十分起こりえます。

体験入社で実際の現場を見ることで、業務内容を正確に把握することができるでしょう。

業務の数がイメージしていた以上に多い場合もあるでしょうし、逆に少ない場合もあります。

専門的な知識が必要と説明された業務であればどの程度の知識が必要とされるのかも把握できるでしょう。

これにより入社後にイメージとのギャップで苦しむことも防げます。

社風

会議をするビジネスマン

体験入社では実際の社風を知ることができます。

事前の説明などで説明があったとしても、自分の想像と違うこともあるでしょう。

転職で避けたいものの一つとして、イメージと現実のギャップによる失敗です。

転職前は無意識でも前向きに捉えて、企業に対して良いイメージを多く持っているかもしれません。

しかし実際に入社してみたら思っていた社風と違うということが起こりえます。

例えば女性が活躍している企業と聞いていたけれど、女性の数が極端に少ないという場合もあります。

こうしたギャップによって転職を後悔してしまうこともあるでしょう。

体験入社の際に社風もしっかりと確認することで、こうしたギャップを埋めることができます。

社員同士の雰囲気

面接

社員同士の雰囲気も体験入社で確認しましょう。

仕事をする上では、個人のスキルだけでなく社員同士の連携がとれることも大切なことです。

職場の人間関係が良ければ仕事上でのコミュニケーションもスムーズにとれるでしょう。

体験入社で実際に社員と交流することで、社員同士の関係性を知ることができます。

その上で上司と部下の関係や、休憩時のコミュニケーションにも注目してみましょう。

労働環境

体験入社では、面接などでは聞きにくい労働環境についても確認することができます。

実際に働くオフィスの広さや使用するパソコンなどオフィスの環境だけでなく、社員の働き方も見れるのです。

面接では聞きにくい残業や有休制度なども体験入社時であれば質問しやすいでしょう。

先輩社員からリアルな実態を聞けるタイミングでもあるので、体験入社時に確認することをおすすめします。

転職者が体験入社を行うメリット

体験入社は面接や事前の説明だけでは分からない部分を知ることができる転職者にとってメリットも多い機会です。

続いて転職者が体験入社を行うメリットを解説します。

社員と相性が合うか確認できる

打ち合わせをする女性

まずあげられるメリットとして、体験入社では実際に働いている社員との相性を確認できます。

職場での人間関係は仕事を続けていく上で重要な要素の1つです。

どのような社員が働いていて、どんな雰囲気なのかは体験入社でしっかりと確認しましょう。

体験入社をせずに入社する場合、先輩社員とうまくやっていけるのか不安だという人は多いことでしょう。

体験入社時点で働いている社員は入社したら先輩社員になる人達です。

もしかしたら体験入社の時点で苦手意識を持ってしまう社員がいるかもしれません。

人間関係を重視して転職する場合は、その企業への転職自体を見直す人もいるかもしれません。

そこまでは思わなくても、実際に入社する前に接し方を考えることができます。

長く働く上では人間関係が良好に保てることは大切なことです。

これから一緒に働くかもしれない、という気持ちで相性を確認しましょう。

社員に経営理念が浸透しているか確認できる

社員に経営理念が浸透しているかを確認できるのも体験入社のメリットの1つです。

経営理念は会社が何を目標として経営しているのかを示しています。

その理念が浸透しているということは、社員が同じ方向に向かって業務に臨んでいるということです。

目指している企業としてのあり方が統一されていれば、社員も連携し一丸となって仕事に取り組みやすくなります。

経営理念が浸透しているかどうかで、社員同士の結束や連携が密なものであるかを確認できるでしょう。

今の仕事と比較することで転職すべきか判断できる

業務内容や社風を知ることで、本当に今の会社を辞めて転職すべき企業かどうかを判断できます。

仕事を辞めて転職したけれど、転職先よりも前の会社の方が良かったという場合もあり得るでしょう。

しかしこれではわざわざ前職を辞めて転職した意味がなくなってしまいます。

体験入社時にしっかりと企業の雰囲気や業務内容を確認し、転職先として適しているのかどうかをチェックしましょう。

場合によっては転職希望先の企業を変更したり、転職するよりも今の企業で頑張った方が良いということも考えられます。

 

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転職者が体験入社を行うデメリット

開いた手帳とペン

体験入社はメリットばかりではなくデメリットもあります。

書類や面接だけでの選考とは違い、体験入社では実際のスキル業務への姿勢も評価対象になります。

体験入社時の成果や態度なども評価に入るため、選考の難易度は高くなるでしょう。

さらに体験入社をすることで選考期間も長くなります。

これによって予定していた期間中に選考結果を得られず転職活動が長引く可能性があります。

他のデメリットとして考えられるのが体験入社にかかる時間の確保です。

数週間単位で行われることもあり、この場合は働きながら転職活動をする場合は時間の確保が難しいでしょう。

体験入社の1日の流れをチェック

企業によって実施している体験入社の内容は様々です。

ここでは10時始業・17時終業の場合の、一般的な体験入社での1日の流れをチェックしてみましょう。

営業職の1日の流れ

パソコンを見ながら話す人々

まずは営業職での体験入社の場合の1日の流れをみてみましょう。

営業職の場合はオフィスの案内や社員との交流の時間以外に、実際の営業に同行する場合もあります。

また実際に出向くのではなくロールプレイングという形で営業を体験する場合もあるでしょう。

営業先に行くことも考慮した身だしなみで体験入社に臨むことをおすすめします。

【1日のスケジュール】

10:00 採用担当者から1日の流れの説明・オフィス案内

10:30 体験入社で実際に参加するチームの紹介

11:00 チームの営業ミーティングに参加

12:00 昼休憩

13:00 営業に同行・ロールプレイングの実施

16:30 採用担当者との面談

17:00 終了

エンジニア職の1日の流れ

デスクトップPCで作業する人

エンジニア職での体験入社の場合は基本的にはオフィス内での業務を体験します。

そのため参加するチームの社員だけでなく、他の部署の社員とも交流できる機会も多いでしょう。

社員との交流が多いことで社内の雰囲気人間関係を深く知るチャンスです。

【1日のスケジュール】

10:00 採用担当者から1日の流れの説明・オフィス案内

10:30 体験入社で実際に参加するチームの紹介

11:00 チームのミーティングに参加

12:00 昼休憩

13:00 プログラミング等の実務体験

15:00 関係する他部署との交流

16:30 採用担当者との面談

17:00 終了

 

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転職者が体験入社の注意すべき点

体験入社は転職社にとっては実際の企業の雰囲気や業務内容を知ることのできる絶好の機会です。

しかし体験入社をする場合には転職者側が注意しておきたい点もあります。

続いて転職者が体験入社で注意すべき点を解説します。

企業からも評価されることを忘れない

面接をする女性

体験入社の際、企業側は応募者を選考対象としてみています。

そのため応募者のスキル会社への適正をチェックしていることを忘れてはいけません。

体験入社時の対応が選考結果に影響する可能性は十分にありえます。

自分が確認したいことばかりに気をとられていると、企業側からの選考の目を忘れてしまうかもしれません。

選考に影響するかもしれない、という意識は常に持って体験入社に臨みましょう。

機密情報は漏らしてはいけない

もう1つ注意すべき点として、体験入社で知った機密情報は決して漏らしてはいけません

体験入社前に会社との機密保持契約を結ぶケースが多くあります。

これは体験入社の際、実際に業務を行うために企業の機密情報に触れることがあるからです。

機密情報は基本的に企業の規則などで誰かが勝手に持ち出すことは禁じられています。

それは情報漏洩は企業にとって大きな問題につながるものだからです。

特に個人情報等に関わるものについては厳重に管理されています。

体験入社で機密情報を知った転職者もそこで得た情報を外部に漏らしてはいけません。

体験入社の時間や給料の条件は?

体験入社の場合時間や給料面も気になる人は多いことでしょう。

体験入社の場合のこれらの条件がどうなるのか解説します。

体験入社の種類

笑顔

体験入社にはいくつかの種類があります。

まず多いのは選考過程で行われる「半日〜1日の体験入社」です。

1次面接合格後に実施されることが多く、選考にも影響しやすいと考えられます。

時間としては半日〜1日なので仕事をしながらの転職活動でも比較的参加しやすいでしょう。

本業の業務時間外に参加する体験入社として「リモート体験入社」もあります。

これはリモートで仕事を体験するもので、実施期間は企業によって様々です。

こちらであれば今すぐではなくいずれは転職したいと考えている人も参加しやすいでしょう。

体験入社時の給料

体験入社時の給料は企業によって対応は様々です。

給料がもらえるかどうかは期間や関わる業務内容によって異なります。

半日や1日だけの体験入社の場合、オフィスの案内や業務の見学だけで終わる場合こともあります。

この場合には実際に業務に従事しているとは言いがたいため、給料が出ることは少ないでしょう。

体験入社の期間が長く、実際に業務に従事する場合は給料が出る場合もあります

これは企業によって規定されていることのため、体験入社する際には事前にきちんと確認しましょう。

 

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体験入社しても不採用になることは

悩み

体験入社は企業側にとっては選考の一環として行っている場合が多いものです。

そのため体験入社での評価次第では不採用になることも十分にあり得ます。

ただし体験入社は内定をもらった後で実施される場合もあります。

この場合は評価が悪かったとしてもよほどのことがない限りは内定が取り消されることはないでしょう。

もちろん内定後の体験入社で大きなトラブルや情報漏洩などをした場合には取り消される可能性はあります。

内定をもらった後だからと気を抜くのではなく、気を引き締めて取り組みましょう。

また体験入社をして想像していたイメージと違い、転職を考え直すことも考えられます。

体験入社をしたからといって必ず入社しないといけないわけではありません。

その企業への転職を考え直す場合はその後の選考や内定を辞退することができます。

転職の悩みは転職エージェントに相談しよう

話し合う女性

体験入社では実際に企業へ出向くことで社風や業務内容を知ることができます。

しかし選考にも影響するとあっては過度に緊張してしまう人もいるでしょう。

また企業によって体験入社のやり方は様々で、今回解説した以外の悩みを抱えているかもしれません。

その場合は転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

転職エージェントであればさらに詳しく体験入社について教えてくれるでしょう。

さらに企業選びや面接サポートなども受けられるため、転職で悩みがある人はぜひ検討してみてください。

まとめ

転職、女性

今回は体験入社で気をつけることを解説しました。

体験入社は企業への理解が深まる絶好の機会です。

企業への理解が深まれば、その企業が自分に合っているかどうかが分かります。

転職者だけでなく企業側も転職者のことを知る機会になり、ミスマッチを防ぐこともできます。

この機会をムダにしないよう、事前にどんな点を確認するかを整理して体験入社に臨みましょう。

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